この記事は、一口馬主で初心者におすすめのクラブはどこなのかを解説します。
競馬ファンであれば一度は馬主に憧れますが、多額の資金が必要なため大半は叶わぬ夢となります。
そんなファンに希望を与えてくれるのが一口馬主の制度で、馬主になったような気分を味わえると好評です。
正確には馬主ではなく出資会員と言うようですが、自分が出資した馬が勝って配当が出れば嬉しいですよね。
しかし一口馬主になるために入会するクラブが多くあり、どこが良いのか初心者には分かりません。
一口馬主で初心者におすすめのクラブはどこなのかを徹底調査しました。
一口馬主で初心者におすすめのクラブはどこ?
「おめでとう!」#ヴェラアズール #キャロットクラブ #ジャパンカップ pic.twitter.com/n1TTlqIbad
— 府中の達人🏇(`・ω・´)ゞ (@dahlonegardent) November 27, 2022
#ジャパンカップ#キャロットクラブ
ありがとうヴェラアズール
ありがとうキャロットクラブ pic.twitter.com/KA3IqUpKeA— ススタカン (@czcgvwi37DKKGWX) November 27, 2022
ヴェラアズール出資者の皆様おめでとうございます🎉
改めてカタログを見ましたが何も感じることが出来ませんでした…1口4万円の子が紆余曲折を経て4億円のビッグレースに勝つというドリームを見ることが出来るキャロットクラブに入会できてよかったと改めて思いました pic.twitter.com/z28YNOv55Z
— だいご (@daigo_ksk1137) November 27, 2022
一口馬主になるためにまずはクラブを探しますが、初心者におすすめなのはどこなのでしょうか?
いろいろ調べてみた結果、初心者に有利ないくつかのポイントがあることから「キャロットクラブ」を推奨します。
様々なクラブがある中、キャロットクラブをおすすめする主な理由は以下の3点です。
この中で特に重要なのが、口数が多いと言うことではないでしょうか。
初心者はいきなり大きなお金を出資できないので、例え配当は低くなっても手頃な価格で一口馬主になれた方が嬉しいです。
その点キャロットクラブは400口なので、例えば3000万円の馬なら75,000円で一口馬主になれます。
これが他のクラブのように40口だと75万円に跳ね上がって、初めてにしては高額となってしまうのです。
また活躍できそうな馬がいることも重要で、せっかく一口馬主になっても負けてばかりではつまらないですよね。
キャロットクラブではエフフォーリアやエピファネイア等GⅠ馬も多く輩出していて、期待が膨らみます。
さらに募集馬見学ツアーや優勝記念祝勝会等の会員サービスが充実しているところも、初心者には嬉しいですね。
以上のような優位性からキャロットクラブを推奨しましたが、実際に一口馬主になるとどの位の収支になるのかを次で見ていきましょう。
予算や回収率について
一口馬主は儲からないなんて話も良く聞きますが、実際の収支はどうなのでしょうか?
調査したところ、キャロットクラブでは馬によって収益を上げている人もいますが、儲からない人も多いようです。
キャロットクラブの馬は主に、日本トップレベルの牧場であるノーザンファームで育成・調教が行われています。
そのため他のクラブに比べ、馬の大きな成長が期待できるのです。
成長著しい馬で記憶に新しいところは、2022年11月に行われたジャパンカップで優勝したヴェラアズールです。
ヴェラアズールは1,600万円の馬で400口、つまりたったの4万円で一口馬主になれました。
ジャパンカップの賞金は国内最高の4億円で、手数料を考慮せず単純に計算すると一口の配当はなんと100万円となります。
4万円の出費で100万円の収入ですから、これはすごいことですよね!
ではどの馬もこのように儲かるのかというと、現実はそう甘くはないので次に見ていきましょう。
どのくらいの比率で儲からない?
どの位儲からないかは、データの指標の一つ「募集額超過馬率」を見れば判断できます。
この比率は募集額以上に稼いだ馬(回収率100%以上)の比率なのですが、キャロットクラブの現6歳世代でみると36.7%でした。
つまり6歳になって賞金を積み上げても、約3頭に2頭は赤字になっているのです。
さらにキャロットファームでは以下の料金がかかります。
このように馬が全く賞金を稼がなくても、最低限これだけの費用になるのです。
こうやって数字で冷静に見てみると、一口馬主は儲けるための手段ではないような印象ですね!
では次に、クラブの退会は簡単に出来るのかを確認してみましょう。
退会は出来る?
自分の馬がずっと勝てなくて収入が無いと、毎月の会費を払いたくないと思いますよね。
そんな時、退会はスムーズに出来るのか気になります。
調査の結果、退会は可能だが自分の馬が現役の場合は辞めづらいということが分かりました。
クラブに退会の申し込みをすると、約1~2か月後に全ての手続きが完了します。
このように手続き上は割と簡単な印象ですが、自分の馬が現役の時はまだ稼いでくれる余地があるので辞めづらいのです。
なぜなのかは、先ほどの指標「募集額超過馬率」の世代別を見ると分かります。
世代 | 6歳世代 | 5歳世代 | 4歳世代 | 3歳世代 | 2歳世代 |
募集額超過馬率 | 36.7 | 30.4 | 22.0 | 10.1 | 1.1 |
当然ですが年齢を重ねるほど率も上がっていきます。
3歳では10頭に1頭しか儲かっていないのに、5歳6歳では3頭に1頭が回収率100%以上となるのです。
特に晩成型血統の馬の場合はいつ走り出すか分からないので、退会しづらいですよね。
退会した後にGⅠレースを勝ってしまったら、悔しくてしばらく立ち直れないかもしれませんww
そんなことからも、退会は十分に検討してからするようにしたいですね。
一口馬主で初心者におすすめのクラブのまとめ
この記事は一口馬主で初心者におすすめのクラブについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
今回調査してみて「競馬はロマン」という昔の言葉を思い出しました。
一口馬主は稼ごうとしてはいけなく、夢を見ようということなのですね。
少額で馬主気分を味わえるなら、それで良いと割り切りましょう。
そんな欲が無い時こそ、自分の馬がGⅠを勝つかもしれないですからね。
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