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芽キャベツの栽培で背が低い場合は?大きくならないで失敗の対策は?

芽キャベツ 苗 大きくならない 未分類

今回の記事では、芽キャベツの栽培で背が低い、大きくならない原因と失敗した時の対策についてをまとめてみました!

栄養素も高く、コロンと可愛い小さな野菜の芽キャベツはホームセンターでも苗が売られているので家庭菜園で育てている方も多くいると思います。

しかし、「芽キャベツの苗を買って育ててみたけど、全然苗が大きくならないで思うような芽キャベツが収穫できなかった・・・」と失敗だと嘆いている方いませんか?

そんな方へ向けて、芽キャベツの栽培で背が低い場合の原因と、効果的に大きくする方法について徹底的に調べてみましたので一緒に見ていきましょう!

芽キャベツの栽培で背が低い原因

芽キャベツの苗をスコップで埋めた画像

芽キャベツの栽培で背が低い原因には何があるのでしょうか。

苗が伸びずに大きくならない原因と失敗した時の対策方法をまとめてみたので一緒に見ていきましょう。

栽培温度が高い

芽キャベツは暑さに弱いため、温度が高いと育ちません!

生育適温は18℃〜22℃と言われていて、23℃以上の高温多湿が続くと、結球不良や病気が発生しやすくなります。

その為、病気を防ぐ為に風通しの良く日当たりの良い場所で育てましょう。

家で育てるなら室外機が近くにない、風通しの良いベランダーで育てるのが良いですね。

植付け時期

芽キャベツの苗の植え付けは8月頃に行いましょう。

理由は、芽キャベツは寒さに強いのですが、暑さに弱いためです。

植え付けが遅くなると初期生育が上手くいかず、わき芽も大きくならないのでタイミングが重要になります。

同じ夏でも、地域やその年によって気温が変わってくると思うので、その年・地域の気候によって融通を利かせて苗植えを行う必要がありそうですね。

土壌が不十分

芽キャベツは生育初期に苗を太く大きな茎に育てる必要がある為、土壌が不十分だと苗は育ちません!

その為、苗の植付け前に土壌の準備をしっかり行うことが必要です。

具体的には以下のことに気をつけましょう。

【地植えの場合】

  • 連作障害を防ぐため、芽キャベツ・キャベツ・大根など同じアブラナ科の野菜を1年以上育てていない土で育てる
  • カルシウムを好み、酸性に弱いため、植付け2週間前は苦土石灰をまいてよく耕し、中性に近い土にする
  • 用土は赤玉土7:腐葉土2:バーミキュライト1の割合で混ぜ、植え付け一週間前には化成肥料を追加しよく馴染ませて寝かせる

【鉢植え・プランター栽培の場合】

  • 市販の野菜培養土を利用する
地植えで育てる場合は土の準備がかなり難しいので、栽培に慣れていない初心者の方はプランターでやることをお勧めします。
狭いスペースでも手軽に栽培が楽しめるのがプランターの利点でもありますので!

栄養が不十分

芽キャベツは収穫期間が長く続く為、栄養がないと大きくなりません

他の野菜に比べて芽キャベツはかなり栄養が必要となります。

植え付けから1ヶ月頃の本葉が5~8枚程度になったら肥料投与を開始しましょう。

肥料の量は大体1株5〜10グラムが目安で、その後は2週間に1回程度肥料を足していきましょう。

肥料を与えた後は、水やりで肥料が流れないように土寄せしてあげるのが良いですね。

株間が狭い

芽キャベツは株・葉同士が近いと大きくなりません。

芽キャベツには「苗だち病」「べと病」などいくつか病気があり、主な原因は株間・株元の葉っぱの混み合いによる高温多湿なことに原因がある為です。

病気の発生を防ぐ為には、以下の適切な株間を維持しましょう。

【地植えの場合】

  • 株間は30〜40cm以上で植える

【鉢植え・プランター栽培の場合】

  • プランターのサイズは60cm以上、植木鉢のサイズは直径30cm以上用意する
  • 深さも30cm以上のものを用意する
  • 株間は30〜40cm以上必要になる為、小型のプランター・植木鉢の場合は1つにつき1苗にする 
初めて育てる時は沢山芽キャベツを収穫したい気持ちから沢山苗を植えてしまいたくなりますが、その気持ちは抑えて適切な株間で苗を植えましょう。
失敗しては元も子もありませんからね。

害虫対策

芽キャベツ含めアブラナ科の野菜はモンシロチョウの幼虫の被害似合うことが多い為、苗を育てる際は害虫対策に注意が必要です

日頃からこまめに葉と土の状態を確認をして、虫食いの葉っぱを見つけたら幼虫を見つけて必ず駆除しましょう!

以下、実際の効果的な方法をまとめてみました。

  • 植付け直後に不織布などで目の細かい防虫ネットを被せ、このとき隙間から害虫が入れないようぴったりと覆う
  • 牛乳をスプレー容器に入れ、虫や苗全体に噴きかけ、牛乳が乾燥したら水で洗い流す
牛乳スプレーの目的は。乾燥したとき固まる性質を活かした対策で、作物にも害が無いおすすめの害虫対策です。
一度発生した害虫を放置しておくと、全ての葉が害虫の餌になってしまうので、日頃からこまめな確認が必要ですね!
市販の害虫スプレーでも良いと思いますが、牛乳スプレーで代用できるなら健康にも優しいので参考にしたいですね。

初心者のよくある失敗例

芽キャベツ 苗 大きくならない

ここでは初心者が芽キャベツの苗を育てる初期段階で陥りがちな失敗例をまとめてみました!

良い苗を選んでない

芽キャベツの苗はホームセンターや通販で販売されていますが、苗の選び方にもポイントがあります。
以下の苗を選ぶようにしましょう

・茎が濃い緑色のもの子葉が残っているもの
・病気・害虫の被害にあっていないもの
芽キャベツの苗を購入する際に、ホームセンターで実際に見てもよく分からないという方は通販での筆者おすすめの苗を購入するといいですよ。

水をきちんとあげていない

苗を成長させるには乾燥は厳禁です。

苗植付け直後の苗が根付くまでの1週間程度は水をたっぷりと与えて乾燥しないようにしてあげましょう。

根付いた後は用土が乾きすぎない程度に水を与えて、保湿が継続するように心がけて下さい。

ただし、地植えの場合は植え付け直後以外は水やりの必要はありません

過湿気味になると根腐れを起こす為、水の与えすぎにも注意が必要です。

乾燥もダメですが水の与えすぎも禁物なため、土の様子をみて水をあげるのが良さそうですね。

苗が倒れた場合

苗を受け付けた後から根付くまでの期間は雨や風で倒れやすくなっているため苗が倒れてしまったという失敗談もあるあるですね。

苗が根付くまで仮で支柱を立てておくのも有効な対策でしょう。

仮支柱は根付いたら一度取り除き、草丈が30〜40cmになった時に本支柱を立てて株が倒れるのを防ぎましょう。

芽キャベツの栽培で背が低い場合の原因と対処法のまとめ

今回の記事では芽キャベツの苗が大きくならない原因と対策についてまとめてみました。

記事の内容をザックリ言いますと

・芽キャベツは高温多湿が苦手なため8月ごろに植付け風通しのよく日当たりのいい場所で育てて、適切な株間を保つ
・土の準備と追肥を行い栄養をしっかり与える
・害虫対策・支柱対策を行う
・乾燥に弱いため水をしっかり与える(水のあげすぎ注意)
・購入する際は良い苗を選ぶ

今回の記事では、芽キャベツの苗を大きく成長させるポイントは沢山あることが分かりました。

気をつけるポイントはプランター・鉢植か地植えで異なるようですが、プランター・鉢植えの方が初心者には真似しやすいですね。

苗が大きくならないで困っている方の参考になれば嬉しいです。

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