2023年にアニメ第3期に放送がきまっているヒット作・ドクターストーン。
人類が石化したストーンワールドを舞台に、主人公・千空率いる科学部隊が謎を解き明かしていくストーリーとなっています。
そんなドクターストーンにて、人類を石化させた黒幕とも考えられるホワイマンという人物に関して、ネット上では様々な考察がなされています。
今回はその中でも、科学部隊に属する参謀・あさぎりゲン黒幕説に関して考察していきましょう。
果たしてあさぎりゲンは黒幕の可能性はあるのでしょうか。
アニメ第3期の放送に向けてネタバレを知らない方のために、根拠とあわせて考察を深掘りしていきます。
あさぎりゲンは黒幕?
今まで誰にも言わなかった事ですが、Dr.STONEでの真の黒幕はあさぎりゲンだと初登場時から今日に至るまでこれといった根拠は特にはありませんが第六感がそう訴えているので勝手に決めつけさせていただきます
— 黒紳士【公式】 (@highmatmode) June 21, 2021
ドクターストーンの最大の謎とされる人類石化の黒幕、通称・ホワイマン。
このホワイマンはネット上でも様々な考察がされていましたが、その一つにあさぎりゲンが黒幕では無いか?という説がありました。
その理由としては、
上記の要因が、あさぎりゲンが黒幕ではないかという説を助長しているようです。
では上記の理由は果たしてあさぎりゲン=ホワイマンという根拠になり得るのでしょうか。
裏切りが十八番
『ドクターストーン』本日(4/1)はあさぎりゲンの誕生日! アニメーター山本珠里亜によるお祝いイラストが公開 | ゲーム・エンタメ最新情報のファミ通.com https://t.co/RKIDYWzmOZ
— 宇宙猿のゲーム速報 (@mnmnkey) May 2, 2022
まずは理由の一つ目である裏切り者の可能性です。
あさぎりゲンの石化前はメンタリスト兼マジシャンという職業をしており、人を騙すことを得意としていた人物でした。
それはストーンワールドになってからでも一向に変わってはいません。
初登場時も、千空と敵対する司帝国から派遣されながら、見事に千空側に寝返った経緯を持ちます。
しかし、ホワイマン=あさぎりゲンと仮定した場合、あさぎりゲンが裏切りを前提として科学部隊に属するメリットは無いように感じます。
というのも、ホワイマンは謎の人物であり誰も正体が分からないため、わざわざ危険を犯してまで姿を見せる必要性は一切感じません。
つまり生来の裏切り者であったとしても、裏切るメリットがないのです。
以上の事から、あさぎりゲンにとって裏切りが十八番であっても=ホワイマンである根拠とは言えないと推測します。
声帯模写が出来る
いやー強い、怖い。
コンスタントに強い回が出てくるから怖い。なんじゃそりゃ、千空の声て…ワクワクするに決まってるだろ。
今週…コハク復活
来週…ホワイマンとの通話
再来週…千空と同じ声だと明かす
でも十分なのに、1話に詰め込むフツー!?!?— “陰気”の弐酸化マンガ(否定能力『UNNATURAL-不自然-』) (@manga_dioxide) February 10, 2020
作中、ホワイマンは千空の声で石化装置を発動させようとした一場面が描写されていました。
この事から、かつてリリアンワインバーグの声を模写したあさぎりゲンが、今度は千空の声を模写して音声通信を送ったのでは無いかと言われています。
しかしその後、元ソナーマンの羽京の聴力判定により、ホワイマンの声はボーカロイドに近い合成音声である事が記されています。
かつ、あさぎりゲンの声帯模写に関してもそこまで精度は高くなく、良く聞けば一発でバレる程度の模写のため、この根拠もあさぎりゲン=ホワイマンであることの証明にはならないでしょう。
ゲンがホワイマンではない根拠は?
前述の理由から、あさぎりゲン=ホワイマンである可能性は低くなりましたが、では次にあさぎりゲン=ホワイマンでない根拠をいくつか提示していきましょう。
現在、ホワイマンに関する情報としては以下の通りです。
ではこれらを元に、あさぎりゲン=ホワイマンではない根拠を深掘りしていきましょう。
ホワイマンは月面にいる
石化の謎について、松風より情報を入手。パラボラアンテナ作成。
ホワイマンが月面にいることが判明。
ロケットの素材収集計画始動。
宝島から帰還。
🦁復活。加入。
アメリカへ出航。
航路を賭けて🚀、🐉と勝負。
🚀の勝利により大圏航路40日でアメリカへ渡ることに。
40日で秋滑り込み記載のため— かや@既刊通販中1月大阪参戦 (@kirche_is_dcst) November 3, 2020
原作16巻138話で再び千空たちに通信してきたホワイマン。
そのホワイマンの通信を逆手に取り、千空たちは逆探知を行います。
その結果、通信発生源は地上から約数10万km上空から放たれているという事実が判明しました。
その距離にある惑星で、通信の軌道とも一致しているのは月です。
つまりホワイマンは地球の遥か上空にある月面から、千空たちに向けて通信を放っていたのです。
もちろんホワイマンの通信が繋がっているときには、あさぎりゲンは千空たちと共に行動しています。
この事から、あさぎりゲン=ホワイマンでは無いという根拠の一つといえるでしょう。
人類石化は3700年前の出来事
すっごい羽つき餃子の時点で笑い転げて進めれてない(おもころあるある)サムネのナガタサンみたときドクターストーンのあさぎりゲンかと思ってどういうコラボ!?!?ってすげえ身構えたわよ pic.twitter.com/Xaja78Nz9E
— のっ (@thee_amf) June 17, 2022
あさぎりゲン=ホワイマンではない理由の二つ目は、人類が石化した年数です。
千空が目覚めた年 | 西暦5739年 |
人類が石化した年 | 西暦2019年 |
差 | 3720年 |
という様に、人類が石化してから実に3700年以上の年月を経て、千空たちは復活しています。
そしてあさぎりゲンは、千空が復活させた獅子王司の手により復活しているのは、原作でも描写されています。
あさぎりゲン=ホワイマンとすると、自分もろとも石化したということになります。
しかし、復活できる見込みや可能性など一切ありません。
つまり自分自身を石化するメリットがないのです。
ホワイマンもまた、3700年間をどうやって生き延びているのか・はたまた組織ぐるみなのか、など謎は尽きませんが、少なくともあさぎりゲン=ホワイマンではない根拠の一つになり得ると考えます。
ゲンの裏切りについて
以上の事から、あさぎりゲン=ホワイマンではないと推測出来ますが、更に付け加えるとあさぎりゲンの裏切りエピソードには、実はあさぎりゲンなりの誠意が見受けられるのです。
作中でのあさぎりゲンの裏切りエピソードに関しては、
というように、実は千空たち科学部隊の有利になるようにしか裏切りを働いていません。
もちろん感情論で作品の本質を判断してはいけないと思いますが、ここまで仲間思いのあさぎりゲンは、やはりホワイマンだとは思えません。
以上の事から、あさぎりゲン=ホワイマン説はあり得ないのでは無いかと推測します。
ドクターストーンのあさぎりゲンは黒幕?のまとめ
今回は、ドクターストーンのメインキャラクターあさぎりゲンは黒幕なのかを検証していきました。
以下がまとめとなります。
- あさぎりゲンは裏切りが十八番だが、裏切るメリットが無い
- ホワイマンの放った千空の声は声帯模写では無く合成音声
- ホワイマンは月にいる
- 人類石化が3700年前の出来事のため、ゲン=ホワイマンでは無いと予想
- 何よりもゲンは仲間思いなのでホワイマンであって欲しくない
ゲスっぽい顔を度々するあさぎりゲンですが、実は作中では一貫して仲間に対しての誠意と行動を示しています。
アニメ2期の時点で、知将参謀役として無くてはならないあさぎりゲンの存在となっていますので、アニメ第3期でも仲間として活躍してくれることを期待します。
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