この記事は、イクイノックスとリバティアイランドはどっちが強いのかについて解説します。
競馬ではこのように2頭を比較してどっちが強いのかと妄想することがあり、例えばシンボリルドルフ対ディープインパクトなど、絶対にありえない対決で盛り上がることがあるようです。
イクイノックスとリバティアイランドは馬齢の違いはありますが、2023年現在どちらも現役のため直接対決の可能性がありワクワクしますが、一体どっちが強いのでしょうか?
イクイノックスとリバティアイランドはどっちが強いのかを徹底調査しました。
イクイノックスとリバティアイランドはどっちが強い?
イクイノックス
2023.06.25 阪神競馬場 宝塚記念 pic.twitter.com/NEYTjUOm7I
— さちゃ (@miya_umamama) July 14, 2023
今年の上半期G1を写真で振り返る
オークス
リバティアイランド 川田将雅騎手 👑👑 pic.twitter.com/pC4fG7zmsp— 水面 (@minamo_thr) July 6, 2023
2023年現在、イクイノックスは4歳牡馬でリバティアイランドは3歳牝馬です。
一体どっちが強いのでしょうか?
調査の結果、2023年時点ではイクイノックスの方が強いと考えられるでしょう。
その根拠となる素材として、同じ3歳時の日本ダービーとオークスの記録を比較してみます。
日本ダービーもオークスも5月に行われるGⅠ戦で、東京競馬場芝コース2400mというのも同じです。
その結果を一覧にします。
馬名 | 着順 | 走破タイム | 上がり3ハロンタイム |
イクイノックス | 日本ダービー 2着 | 2分21秒9 | 33秒6 |
リバティアイランド | オークス 1着 | 2分23秒1 | 34秒0 |
競馬は同じコースでもペースによって、走破タイムが大きく変動します。
そのため走破タイムだけで優劣をつけるのは危険ですが、イクイノックスの2分21秒9は1着のドウデュースと同タイムで日本ダービー歴代1位の記録です。
このタイムをリバティアイランドが超えるのは、現時点ではかなり難しいだろうと考えます。
またイクイノックスが、ドバイシーマクラシックで見せた逃げ戦法も強力です。
逃げて良し追って良しの今のイクイノックスに、死角は見つかりません。
そんなことからリバティアイランドの急成長がない限り、イクイノックスの方が強いと言えるのです。
次にそれぞれの戦績を見ていきましょう。
それぞれの戦績
イクイノックスもリバティアイランドもデビュー当時から注目を集めていましたが、それぞれの戦績はどうなのでしょうか?
調べてみると、イクイノックスもリバティアイランドも全レースで連対していることが分かりました。
どちらも3着以下になったことがないのですから、ほぼ完璧なレースをしてきたことになります。
それぞれに分けて戦績を振り返ってみましょう。
イクイノックスの戦績は?
イクイノックスは8戦6勝2着2回の戦績です。
クラシック3冠の皐月賞と日本ダービーで惜しくも2着でしたが、どちらも「負けて強し」の内容でした。
そして3歳秋は菊花賞ではなく天皇賞(秋)を選択して快勝します。
さらに有馬記念・ドバイシーマクラシック・宝塚記念とGⅠレースを4連勝し、世界ランキングで1位となりました。
今のイクイノックスに勝てる馬がいるのでしょうか?
凱旋門賞には出走しないようなので、秋も日本でイクイノックスの走りが見れて嬉しいですね。
次にリバティアイランドの戦績です。
リバティアイランドの戦績は?
リバティアイランドの戦績は5戦4勝2着1回です。
3歳時の春は桜花賞とオークスに勝ち、牝馬2冠となっています。
2歳時のアルテミスステークス(GⅢ)で2着になったのが、もったいなかったですね。
これに勝っていれば、無敗で牝馬3冠を目指せていたところです。
リバティアイランドがオークスで出したタイム2分23秒1は、2019年ラブズオンリーユーの2分22秒8の次に速く、GⅠレースを9勝した名馬アーモンドアイでも、2018年のオークスは2分23秒8でした。
そのアーモンドアイは夏を越えて進化し、ジャパンカップを世界レコードの2分20秒6で勝利しているため、リバティアイランドも夏を上手に過ごして、アーモンドアイを超える馬になってもらいたいですね。
次に直接対決はあるのかを見ていきましょう。
直接対決の可能性はある?
これは妄想ですけど…
きっと競馬ファンならみんな
夢想している方も多いかもですけど…秋のジャパンカップで
「夢の対決」。イクイノックス(ルメ)
リバティアイランド(川田)
オーギュストロダン(ムーア)
ドウデュース(武豊)これ見たいなぁ〜❗️
ロダンが来てくれたら…ありえる⁉️😅 pic.twitter.com/ts9bohCU3U— 『奇跡の名馬』著者【海猫】兼目和明 〜世界名馬研究・馬民俗学研究家の記録譚〜 (@umineko1981) June 4, 2023
イクイノックス(父キタサンブラック)
VS
リバティアイランド(父ドゥラメンテ)
血で血を争うアツい戦いが見られるかもしれません現在国内G1を複数制している馬は
牡馬:イクイノックス・タイトルホルダー・ドウデュース
牝馬:ソダシ・ソングライン・リバティアイランド pic.twitter.com/IqpwJh5s8l— あいあんさん@(夏競馬)がんばらない (@iron_wakiwaki) June 25, 2023
イクイノックスとリバティアイランドの夢の対決は実現するのでしょうか?
調査の結果、11月に行われるジャパンカップ2023で対決する可能性があることが分かりました。
10月はイクイノックスが天皇賞(秋)、リバティアイランドが秋華賞に出走すると思われます。
そしてその後リバティアイランドがエリザベス女王杯に行かなければ、ジャパンカップで対決しそうです。
ジャパンカップが行われるのは、日本ダービー・オークスと同じ東京競馬場芝コース2400mです。
夏に成長したリバティアイランドがどんな競馬でイクイノックスに挑むか、注目の一戦になりそうですね。
イクイノックスとリバティアイランドはどっちが強いかのまとめ
この記事はイクイノックスとリバティアイランドはどっちが強いかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
リバティアイランドの成長が楽しみですが、実はイクイノックスもまだまだ成長する余地があります。
イクイノックスの父はキタサンブラックで、その産駒は4歳5歳になっても成長する晩成型なのです。
これだけ強いのにさらに強くなるのかと思うと驚きですが、リバティアイランド以上に成長してしまう可能性もありますので、そうなったらもうジャパンカップは独走状態かもしれません。
イクイノックスとリバティアイランドの直接対決が楽しみですが、まずは両馬とも怪我のないよう過ごして欲しいですね。
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