今回は、はめフラのアニメ2期はつまらないのか、原作との違いはあるのかについてまとめたいと思います。
はめフラこと「乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…」は、2022年6月時点で原作小説が11巻、本編コミカライズが7巻、スピンオフが3巻が出ています。
さらに、劇場版「はめフラ」が2023年に公開することが発表され、アニメ2期の放送(2021年9月)から半年以上が経過した今もなお、その人気は上昇中です。
アニメ1期ではオリジナルストーリーもあったため、2期をまだ見ていない人は2期での展開が気になりますよね。
2021年9月まで放送された「はめフラ」アニメ2期に原作との違いがあったのか、内容は面白いのか、つまらないのか、感想をまとめていきます。
はめフラのアニメ2期はつまらない?
さて、筆者は原作小説も本編コミカライズも読んでいますが、それをふまえて、2期を見た感想は、面白かったです。
アニメ1期では原作第2巻までがアニメ化されており、2期はその続き、原作第3巻の学園祭から始まりました。
本編前に最初の3分~4分ほどを使い、アニメ1期のあらすじをザックリ解説しているので良い復習になります。
それもカタリナ脳内会議のメンバーがしているため、それほど長く感じず、楽しく見ることができました。
声優の内田 真礼さんの演じ分けは、1期から変わらず素晴らしいですね。
アニメ2期のさわりをかんたんに話すと1話~2話は、はめフラらしい学園祭のドタバタ感を楽しめ、3話~4話ではカタリナの誘拐事件と、シリアスな急展開が待っています。
カタリナがポジティブな性格すぎて結局シリアスにならないのですが、それがはめフラらしくて良いですね。
原作との違いは?
アニメ1期には、原作と違うオリジナルストーリーがありましたが、2期はどうでしょうか。
原作と大きく違ったところは、2つあります。
具体的にどんなシーンだったか見ていきましょう。
第2話の学園祭演劇のシーン
1つ目は、第2話の学園祭演劇シーンです。
内容は怪我をした役者の代わりに、カタリナが出演するというものです。
原作や漫画では、セリフを忘れたカタリナがアドリブで切り抜けるシーンが抜粋されただけでした。
それがアニメでは、1話すべて使うほど演劇部分が長く描かれています。
カンペを落としたカタリナをサポートしようとするメアリ、アドリブを基に脚本を変えるソフィア、劇の中でもカタリナをめぐって対立するキャラクター達などが加えられ、よりドタバタとした賑やかな回になっていましたね。
第5話の回想録
2つ目が第5話で描かれたジェフリー、イアン、ジオルド、アラン、王子4兄弟の回想録です。
王位継承を競う立場ではあるものの、それぞれがきちんと兄弟を大切に感じていること、幼少期のすれ違い、変化、現在の仲の良さなどが丁寧に描かれていました。
ジオルドやアランの幼少期の確執は、原作では「カタリナに出会ったことで変化した」という部分が強調されていますが、この5話では「兄弟の関係性」の方にフォーカスしている感じですね。
原作では、特に長男のジェフリーが弟たちを大事に思っていることが印象的でした。
しかし、ジオルドやアランだけでなく、原作ではほとんど出番がないイアンも登場することで、弟たちもジェフリーに感謝と尊敬を抱いていることがわかる良い演出だったと思います。
視聴者の反応
はめふら2期もめちゃくちゃ楽しいのです。
ソラの鳥様って最高すぎてありがとうございます🙏🙏🙏
アランとメアリの戦友感もかわいいな— さきたか (@sakitaka_hari) July 31, 2021
はめふらが1期で綺麗に終わったから2期どういう話の展開にしていくか気になってたけど安定の面白さ
付かず離れずの逆ハーレムもので行くかと思いきやバリバリ進展させていくなあ— 角井陸人@獄卒系Vtuber (@tsunoi_rikuto) July 29, 2021
アニメのはめフラ見直してるけど
2期の1話、特にメアリとキースが言い争いしてるとこは1期&2期の中で1番好きかも— Don (@ryodon161) May 20, 2022
五等分面白いですよー!
映画は見てないけど、アニメ2期と漫画見てます✨
はめフラ好きならきっと気に入るかと!— にゃんたまきょんたろう (@nyantamaktaro) May 23, 2022
アニメを見た人の感想をいくつか挙げてみました。
面白いという意見が多いですね。
アランとメアリは、互いに「好きな人がいる」ことを告白し、それでも他を寄せ付けないために婚約関係を続けるという不思議な間柄ですが、こじれないところがはめフラらしいですよね。
また、オリジナルの展開についても意見がありました。
オリジナルとはいえ、前後のストーリーにうまく合わせ、原作の内容を深掘りするよう作られていることが、楽しめた要因だと思います。
その他、1期で破滅フラグを回避したことについてのコメントもありました。
1期でゲーム自体はエンディングを迎え、2期はゲーム外のお話となります。
そのため、「ゲームの登場人物に転生」ものの醍醐味である、「物語の先を知ることから危機を回避する、各キャラクターとの今後の関係がわかる」などの利点は失われてしまいました。
それを面白いと思うか、面白さ減少ととらえるか、意見がわかれるようですね。
映画化も決定
「はめフラ」の第2期最終回では、まさかの映画化が発表されました。
2期の最終回では、続編につながるような展開だったので、このまま2期に続いて3期が制作されるのかと思いきや、良い意味で予想をこえていく映画化宣言でしたね。
アニメを見ていない人でも楽しめる内容なのか気になる所ではありますが、公開時期も2023年と決定しています。
映画の内容はどうなっているのでしょうか。
公開日が、2023年のいつ頃になるかも気になります。
これからの情報にますます目がはなせません。
はめフラのアニメ2期はつまらない?のまとめ
さて、はめフラのアニメ2期はつまらないか、原作との違いはあるのかについてまとめましたが、いかがでしょうか。
まとめは以下の通りです。
今のところ、原作と大きく違う部分は、完全にオリジナルというわけではなく、原作を深掘りする追加のシーンといえるので、筆者は違和感なく見れました。
新キャラクターも交えた相変わらず賑やかなラブコメディと、闇の魔力が関わるストーリーがうまくまとめられ、面白かったです。
逆に、自由に動くキャラクターが今後の物語をどう動かすのか、関係はどう変化するのか、予測のできない部分を楽しめるようになったとも言えます。
2期では、1期のようなオリジナルオンリーというわけではなく、原作の構成をうまくいかしたストーリーとなりました。
2023年公開予定の劇場版「はめフラ」にも大いに期待できそうですね。
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