この記事は乗馬は何歳からできるのかを解説します。
観光牧場等では、親と一緒に小さな子供が引き馬体験をしているのを見かけますよね。
小さい頃から馬などの動物と触れ合うことは、命の大切さや動物の生態を学ぶことが出来て貴重です。
また本格的な乗馬技術を身に付けるために、乗馬クラブに通う子供もいます。
こちらは観光牧場等の乗馬と違って、自分で操縦する楽しさや難しさを体験出来そうですね!
そんな乗馬ですが、お子さんにやらせてあげたいという方もいるのではないでしょうか?
乗馬は何歳からできるのか、子供に習わせるメリットやデメリットは何なのかを徹底調査しました。
乗馬は何歳からできる?
ハイジ牧場の乗馬体験は小さい子供でも乗れるからいいですねぇ!
大きいお馬じゃないから子供が怖がらないです! pic.twitter.com/znzoH3xqWa— 【北見食品工業㈱】田中京佑@ほたて研究委員会 (@kyosuke0817) August 16, 2022
観光牧場等と乗馬クラブでは難易度が全く違うと思われますが、乗馬は何歳からできるのか確認してみましょう。
調べてみると、観光牧場等の引き馬体験はおおよそ1歳から、乗馬クラブは6歳前後から乗馬が可能なことが分かりました。
それぞれの詳細を確認していきましょう。
観光牧場等の場合は?
観光牧場等では親と一緒にならおおよそ1歳から、3歳にもなると子供一人でも乗馬できます。
1歳からというのは、腰が据わって安定した姿勢を保てるのがこの頃だからです。
乗り方は親が後ろに乗り、子を抱っこするようにして馬に乗せます。
視点が高くなるため始めは怖がるかもしれませんが、そのうち馬の揺れに心地よくなっていくことでしょう。
3歳以上になると一人でも乗れる所もあります。
しかも引き馬では無く、子供が手綱を取って馬を動かしていくのです。
ちょっと心配な面もありますが、よく訓練された馬はオートマチックで動いてくれます。
自分が操縦しているようで、実は馬がコース通りに歩いてくれるので安心なのです!
馬との触れ合いは、子供の成長に良い影響を与えてくれることでしょう。
乗馬クラブの場合は?
乗馬クラブの場合は小学生(6歳)からの所が多いようですが、それは身長の目安の120cm以上ということに関係しているようです。
身長制限を明確に出している乗馬クラブはそれほど多くはない印象ですが、120cm以上が馬を操縦するのに必要な身長の目安とされています。
また観光牧場等の乗馬と違い、本格的な乗馬は馬をコントロールするのに思った以上に力が必要です。
そんなことから小学生以上としているクラブが多いようですよ!
では次に乗馬のメリットを確認してみましょう。
子供に乗馬を習わせるメリットは?
サラブレッドとフランス産スポーツポニーの新品種が流通する事が出来たら、乗馬クラブでの年齢制限や身長制限の緩和につながり、幼稚園や小学1年生からでも気軽に乗馬を始める事が出来、乗馬がさらにメジャースポーツ化する事で、将来的に引退競走馬の受け皿も増えればいいな~😄#乗馬 #子供 pic.twitter.com/RLg5Tgq0vj
— バジガク🐴馬の学校🏫☀️東関東馬事高等学院&東関東馬事専門学院🐴引退馬から学ぶ!馬事学院 (@bajigakuin) May 28, 2019
馬と触れ合うだけでも楽しい乗馬ですが、本格的に子供に習わせると良い事があるようですよ!
具体的には、身体面と精神面の両方が成長できるというメリットがあるということです。
それぞれを詳しく見ていきましょう。
身体面のメリットは?
乗馬は見た目には、馬の上に座って優雅なように感じますよね!
しかし、実は馬に乗ることはかなりの体力を必要とするのです。
乗馬は有酸素運動で、馬に乗ることで体幹が鍛えられバランス感覚が良くなると言われています。
実際に馬に乗ると分かるのですが、馬が歩き出すと上下左右に大きく揺れるのです。
それを自分の両足で踏ん張りながら、馬と共に進んでいきます。
最初の内は手綱を持った手に力が入り、腕や肩、腹筋等が痛くなります。
それだけ鍛えられているという証拠ですね!
乗馬により体幹が強くなることで、姿勢が良くなったり他のスポーツも上手く出来るようになったりというメリットがあります。
では、続いて精神面のメリットを確認してみましょう。
精神面のメリットは?
乗馬による精神面のメリットは、身体面以上に大きなものがあります。
それは、リラックス効果と社会性・優しさが育まれることです。
障害のある方の精神を安定させるために「ホースセラピー」という療法があります。
馬と触れ合うことで癒され、心のゆとりを手に入れるというものです。
この効果は健常な子供達にも同じように発揮され、子供達の心に良い影響があるようですよ!
ですが一方で、馬はかなり自分勝手に行動しようとしますww
動きたくない時は合図を出して一歩も進まなかったり、またとんでもない方に走ろうとしたりするのです。
そんな馬の気持ちを汲み取りながら、自分とも向き合いながら乗馬を行います。
そのため社会性や、相手に対する思いやりの気持ち等を自然と学ぶことができるのです。
馬を思いやる気持ちが人にも向けられるようになり、心優しい子供に成長していくことでしょう。
次にデメリットはあるのかも見てみましょう。
デメリットはある?
乗馬クラブに入会しましたよ~~~ん‼️‼️‼️‼️‼️‼️高額すぎて現実逃避した、遠くまでドライブしてきました
— プ ァ゚‼️ (@SKLuv729) October 7, 2021
伊奈の乗馬クラブ高額すぎて無理だった(´;ω;`)
— くろちゃん (@ymca_s) October 24, 2021
検索して近場にあった乗馬クラブの料金表がこれ。
いやぁ入会金だけで10万以上も取られるのかぁと。こんだけ高いのは馬の世話がめちゃくちゃ手間&費用が高額になるからなんだろうなと今なら分かる。 pic.twitter.com/U8QaAqB9zo
— TAKU🔪 (@TAKU59563) April 21, 2022
これまで見てきたようにメリットが多い乗馬ですが、デメリットはあるのでしょうか?
乗馬を子供に習わせるデメリットは、落馬による怪我のリスクと料金が高い事です。
乗馬は常に不安定な馬の上に乗っているので、いつ落馬してもおかしくありません。
その際に怪我をしてしまうことがあることを、頭に入れておく必要があります。
怪我を軽減するためにヘルメット等の防具があるので、有効に活用したいですね!
また乗馬クラブは概ね料金が高額です。
それは馬という生き物と共にするものなので、その管理費が高いことも要因となります。
乗馬クラブの料金システムは、入会金+月会費+1回の騎乗料という所が多いようです。
入会金は10万円以上、月会費は安くても1万円ほどで2万円を超えるクラブもあります。
さらに乗る度に2000円から5000円ほどの騎乗料が掛かるのです。
結構な出費になってしまいますが、乗馬のメリットを考慮すると少し無理をしても子供に習わせたいですね!
乗馬は何歳からできるかのまとめ
この記事は乗馬は何歳からできるかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
- 観光牧場等の引き馬は親と一緒に1歳位から乗れる
- 乗馬クラブは6歳位から可能
- 乗馬のメリットは体幹が鍛えられる
- 精神面ではリラックス効果と社会性・優しさが育まれる
- デメリットは怪我のリスクと料金が高い事
子供が乗馬をすることのメリットはとても大きいと感じましたが、やはり金銭面がネックになりそうですね!
乗馬は教育面で様々な有益性があると思われるので、国の補助金制度等が充実して料金に還元されると良いと感じました。
子供達には怪我の無いように、元気一杯に馬と触れ合って欲しいですね!
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