この記事は、今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手いのかを解説します。
今村聖奈騎手は2022年3月にデビュー以来快進撃を続け、7月18日現在21勝で新人トップの成績です。
7月3日のCBC賞では重賞初騎乗初勝利を達成し、さらなる活躍が期待されています。
一方の藤田菜七子騎手は2016年にデビューし、愛らしいルックスから「菜七子フィーバー」が巻き起こりました。
その後怪我に見舞われたりしましたが、重賞を制覇するなどの活躍を続けています。
今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手いのか徹底調査しました。
今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手い?
やっと #今村聖奈 騎手の勝利シーンが撮れました🙌
3番人気の #ヤマニンアンフィル で制し、これがデビューしてちょうど20勝目㊗️このペースでいくと、秋のG1に乗っている姿も早く見られるかもしれませんね😊(2022.07.09☆3歳未勝利)#小倉競馬 pic.twitter.com/nu5SJmu9rT— ベガライフ (@vegalife6sagakb) July 9, 2022
本日のベストショット決定!#藤田菜七子#エムアイリーズン#3歳未勝利#福島競馬場 pic.twitter.com/HyuVMeygt6
— けーちゃん☆菜七子@夏の終わりの札幌で! (@7Q339Tgja5b0jv3) July 9, 2022
今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手いのでしょうか?
競馬関係者の評価を見ると、今村聖奈騎手の方が上手いという声が多いです。
競馬のプロ達の評価ですから、信用がおけるのではないでしょうか。
それではデビュー前とデビュー後の評価に分けて考察していきましょう。
デビュー前の評価は?
デビュー前の二人がどのような評価だったかを、元JRA競馬学校教官の蓑田早人氏の言葉でご紹介します。
「(今村騎手は)学校生活の頃の印象だと、今まで私が携わってきた女の子の中では一番シッカリしていたね。こんなに不安が無かったというのは初めてだった」と語っています。
一方で藤田騎手やその後デビューした永島騎手、古川騎手は「やっていけるかどうか、心配になる部分というのがどうしてもあった」ようです。
このように競馬学校時代や騎手生活のスタート時点では、今村騎手の評価が高いことが分かりますね。
次に今村騎手のデビュー後の評価を見てみましょう。
デビュー後の評価は?
デビュー後についても今村騎手の評価が高いようです。
ある競馬関係者は今村騎手の特徴として「度胸」と「追える」ことを挙げています。
藤田騎手が馬込みが怖いのか消極的なレースがあるのに対し、今村騎手はひるまずに突っ込んでいく度胸があるようです。
また今村騎手は12勝(5月31日現在)の内、逃げ切りで勝ったのは1勝だけで、それが馬をしっかり追えている理由だとしています。
以上のように、デビュー前もデビュー後も今村聖奈騎手の方が、藤田菜七子騎手より評価が高いことが分かりました。
筆者も今村騎手の堂々とした騎乗は凄いと思っている一人です!
では次に二人の成績を見てみましょう。
二人の成績について
二人の成績はどのようなものなのでしょうか?
比較しやすいように二人のデビュー1年目の成績と、藤田菜七子騎手のキャリアハイを調査しました。
それぞれの詳細を確認していきましょう。
デビュー1年目の成績は?
デビュー1年目を比較すると、今村聖奈騎手の方が優秀な成績であることが分かります。
表にまとめましたのでご覧下さい。
順位 | 1着 | 2着 | 3着 | 収得賞金(万円) | |
今村聖奈 | 34 | 21 | 14 | 13 | 25870.2 |
藤田菜七子 | 99 | 6 | 12 | 8 | 10927.3 |
今村騎手は2022年7月18日現在の成績で、藤田騎手は2016年の年間成績です。
今村騎手は、この時点ですでに藤田騎手を圧倒しているのが分かりますね。
まだデビューして5ヵ月足らずで藤田騎手の年間成績を上回っているのですから、今村騎手がこの先どこまで成績を伸ばすのか楽しみです。
では、藤田騎手のキャリアハイは何年目だったのでしょうか?
藤田菜七子の過去実績
藤田菜七子騎手の過去実績をまとめました。
順位 | 1着 | 2着 | 3着 | 収得賞金(万円) | |
2017年 | 64 | 14 | 16 | 12 | 20766.1 |
2018年 | 40 | 27 | 28 | 19 | 33763.2 |
2019年 | 26 | 43 | 49 | 32 | 60827.0 |
2020年 | 34 | 35 | 32 | 31 | 43921.7 |
2021年 | 64 | 14 | 20 | 11 | 19016.4 |
表を見ると2019年のデビューから4年目のシーズンが、藤田騎手のキャリアハイであることが分かりますね。
43勝はJRA女性騎手の年間最多勝記録で、2020年以降も記録更新が期待されました。
しかしその後は残念ながら、落馬負傷などにより思うような成績が上がっていません。
そして藤田騎手の記録を、デビュー年で今村騎手が抜こうとしています。
2022年はあと5ヶ月ありますから、週1勝のペースでいけば追い付いてしまう計算です。
週を重ねる毎に進化している今村騎手ですから、女性騎手年間最多勝記録を更新する可能性は高いと筆者は考えています。
頑張って欲しいですね。
次に人気があるのはどちらの騎手でしょうか?
人気があるのは?
藤田菜七子と今村聖奈
どっちの方が可愛い?#ひるおび#アンケート#今村聖奈 #藤田菜七子— エフショック (@f_shock) July 4, 2022
どちらの騎手が人気なのでしょうか?
こちらはまだ知名度の低い今村聖奈騎手より、藤田菜七子騎手の方が人気があると考えられます。
今村騎手は、10勝を越えた辺りから急にメディアへの露出が増えてきました。
笑顔が可愛いと評判ですし、インタビューの受け応えがしっかりしていて人気急上昇中です。
しかし藤田騎手は色々と話題が豊富で、常にマスコミが追いかけることからも人気があることが分かりますね。
デビュー当時はそれこそトップアイドルのような人気で、筆者も浦和競馬場に駆けつけ藤田騎手の初勝利を間近で見ています。
この二人の活躍によって、競馬界がより盛り上がるといいですね。
今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手いかのまとめ
この記事は今村聖奈と藤田菜七子はどっちが上手いかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
- 今村聖奈の方が藤田菜七子より上手いという声が多い
- 今村聖奈の方が成績も優秀
- 藤田菜七子のキャリハイをデビュー年に上回る可能性あり
- 藤田菜七子の方が人気と考えられる
今村聖奈騎手は、藤田菜七子騎手をリスペクトしているそうです。
藤田騎手の活躍のおかげで、女性騎手に有利な斤量が設定されていることも理由の一つだと思われます。
今村騎手は、自身がここまで活躍できているのは、藤田騎手など先輩が道筋を付けてくれたおかげと考えているのですね。
そんな謙虚な姿勢もファンにとっては嬉しいです。
いつの日か今村騎手と藤田騎手が、GⅠ競争で対決するのを楽しみにしたいと思います。
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