きさらぎ賞2023の追い切り情報まとめ!出走予定馬や騎手も解説

競馬

この記事は、きさらぎ賞2023の追い切り情報について解説します。

きさらぎ賞2023は2月5日、中京競馬場芝2000mのコースで行われる3歳馬のGⅢ戦で、春のクラシックの前哨戦として大事な一戦です。

2020年までは京都競馬場芝1800mで行われていましたが、同競馬場の改修工事により2021年から中京競馬場を使用しています。

そのため過去のレース傾向があまり参考にならないので、追い切りの直前情報がとても大事になってきます。

きさらぎ賞2023の追い切り情報を徹底調査しました。

きさらぎ賞2023年の追い切り

有力馬の追い切りはどうだったのか、とても気になりますね。

きさらぎ賞2023年の追い切りが行われ、フリームファクシ、オープンファイアは順調に消化しましたので、それぞれ見ていきましょう。

フリームファクシの追い切りは?

フリームファクシは全体のタイムは遅いですが、ラスト1F11.4とさすがの動きを披露しました。

一週前にある程度仕上げているので、最終追い切りは調整程度でした。

しかしながらゆったりとした走りには大物感が漂い、追えばもっと時計は出たことでしょう。

欲を言えばもう少し前向きな姿勢があると良かったのですが、十分に合格点と言えますね。

オープンファイアの追い切りは?

オープンファイアは幼さが残る走りながら、ラスト1F11.8と力強さが印象的な追い切りでした。

ムルザバエフ騎手が感触を確かめるように騎乗し、ゴール後は満足そうな仕草もあり手ごたえを掴んだようです。

まだまだ遊びながら走っているような印象で、本格的に良くなってくるのはもう少し先な感じを受けますが、このメンバーではフリームファクシと並び一歩抜き出た存在と考えられます。

追い切りの特注馬は?

きさらぎ賞の追い切りで最も良く見えたのは、クールミラボーです。

クールミラボーの追い切りは栗東CW(稍重)で行われ、6F83.5-ラスト1F11.6でした。

終始首を上手く使って、前へ前へと進もうとする積極的な姿勢は評価できます。

前述2頭とはやや差がある印象ですが、初芝ながら適性がありそうで、2・3着に突っ込んでくる可能性は十分にあることでしょう!

では次に出走予定馬と騎手について見ていきましょう。

出走予定馬と騎手について

2月の3歳馬は春のクラシックレースを見越して、どのステップレースを使うか陣営は頭を悩ませていると思われます。

そのうちの一つであるきさらぎ賞には、どの馬が出走するのか気になりますね。

調べてみるときさらぎ賞2023には、リームファクシ等の有力馬が出走を表明しています。

それでは主な出走予定馬と騎手を一覧にしてみましょう。

出走予定馬 騎手
フリームファクシ 川田将雅
オープンファイア B.ムルザバエフ
クールミラボー 和田竜二
シェイクユアハート 岩田康誠
レミージュ 荻野極
ロゼル 松山弘平

この中での注目馬は2頭、フリームファクシとオープンファイアです。

それぞれの戦績を確認してみましょう。

フリームファクシ

フリームファクシは、3戦2勝2着1回と着実に駒を進めてきました。

レースでは道中中段につけて、鋭い末脚で駆け抜けるのが特徴です。

未勝利、1勝クラスと連勝した際もゴール前ではかなり余裕があり、最後まできちんと追えばさらにタイムを短縮できると思われます。

前走で今回と同じ舞台を経験できたのは大きな収穫で、上位人気が想定されますね。

オープンファイア

オープンファイアは、2戦1勝で勝った新馬戦は父を彷彿とさせる強烈な印象でした。

父は種牡馬リーディングで不動の1位を続ける、名馬ディープインパクトです。

オープンファイアの新馬戦は、スタートであおって後方追走となりました。

しかし直線を向くと届かないだろうと誰もが思ったところから、もの凄い脚で差し切ってしまいました。

スタートでのあおりの末脚もお父さんそっくりで、そうなるとクラシックへの期待が膨らみます。

きさらぎ賞では中段から脚を伸ばすフリームファクシを、さらに後方にいるオープンファイアが追いかけるという展開になりそうですのでどっちが勝つのか、または全く違う伏兵がさらっていくのか楽しみです。

次にコースを確認しておきましょう。

レース場の特徴

きさらぎ賞が行われるのは中京競馬場芝コース2000mです。

このコースは最後の直線が410mと長いこともあり、波乱の起こりにくいコースといえます。

それではコースの特徴を枠順と脚質により見ていきましょう。

枠順による有利不利

まずは枠順による成績を見ていきます。

勝率 複勝率
1 9.9 28.4
2 12.9 27.1
3 10.3 27.9
4 8.3 24.1
5 8.1 28.0
6 7.2 23.2
7 5.4 23.2
8 6.4 19.9

ご覧のようにあまり大きな差はありませんが、内枠が少しだけ有利な結果になっています。

これは、スタートから1コーナーがまでの距離が短いことが影響しているようですね。

外枠の馬は、余程内に切れ込んで行かないと出負けしてしまいます。

脚質による有利不利

次に脚質による実績です。

脚質 勝率 複勝率
逃げ 10.8 37.5
先行 12.8 31.2
差し 6.5 20.9
追込 3.2 11.7

こちらははっきりと、逃げ・先行が有利という結果になっています。

1コーナーまでの距離が短いことで先手を奪い易く、向こう正面でペースが落ち着くので脚を貯めやすいことが要因と考えられます。

こんなことからフリームファクシ・オープンファイアに対抗できるのは、逃げ先行馬で内枠に入った馬ということになりそうですね。

きさらぎ賞2023年の追い切りの情報まとめ

この記事はきさらぎ賞2023年の追い切りについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると次のようになります。

  • きさらぎ賞2023の追い切りで上位2頭は順調
  • フリームファクシ等が出走を表明
  • フリームファクシ・オープンファイアの追い比べが魅力
  • 中京競馬場芝2000mコースは波乱が起こりにくい
  • 内枠と逃げ・先行が有利

フリームファクシとオープンファイアが人気を集めそうですが、先行力のある伏兵が出てくるとレースの楽しみは増えますね。

しかしながら両馬とも順調に追い切りを消化しているので、他馬の逆転の余地は少ない印象です。

一方クールミラボーは前向きで良い動きをしたので、2頭に割って入る可能性もあるかと思います。

クラシックへ向けてどんなレースを見せてくれるのか、きさらぎ賞2023年に注目ですね。

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