この記事は、京都記念2023年の追い切りについて解説します。
京都記念2023年は、2月12日(日)阪神競馬場芝コース2200mで行われます。
京都競馬場が改修工事中ということで、2023年も阪神競馬場での開催です。
京都記念はGⅡのレースですが、GⅠ馬が多く出走してくることでも注目されており、近年ではクロノジェネシスやラヴズオンリーユーがこのレースを勝って、春の大きなレースに向かいました。
2023年はどんな馬が出走してくるのか楽しみですね。
京都記念2023年の追い切りについて徹底調査しました。
京都記念2023年の追い切り
来月の京都記念に出るドウデュース、馬体が何かゴツくなってる気がする💪 pic.twitter.com/KFsyFwrmn6
— オバミツ (@gongxiaofan20) January 25, 2023
2022/06/26 阪神11R 宝塚記念 エフフォーリアと横山武史騎手 pic.twitter.com/wjPvghHSxr
— ノリポツン (@nori_alone) January 26, 2023
直前の状態が確認できる追い切りですが、人気馬の動向はどうだったのでしょうか?
確認してみると、京都記念2023年の追い切りはドウデュース・エフフォーリアとも順調に消化したようです。
それぞれを見ていきましょう。
ドウデュースの追い切りは?
ドウデュースの追い切りは栗東P(良)で行われ、6F82.2-1F11.2と好内容でした。
1週前追い切りで騎乗した武豊騎手から、「(最終追い切りは)しまいだけしっかりと」という言葉があったようです。
その言葉通り単走でゆったり走らせ、直線に入って軽く仕掛けました。
するとドウデュースはそれに反応し一気に加速、首を沈めてダイナミックに伸びる走りでゴールを駆け抜けます。
ダービー時よりあきらかに馬体が成長しており、また凱旋門賞惨敗の精神的影響も無いように見受けられます。
文句なしの追い切りと言っていいのではないでしょうか。
エフフォーリアの追い切りは?
エフフォーリアの追い切りは美浦Wで行われ、6F83.3-1F12.0と好調時に近い走りでした。
2頭併せの追い切りは、主戦の横山武史騎手が騎乗しました。
横山騎手の手綱は持ったままでしたが、エフフォーリアは直線半ばから滑らかに加速し2馬身先着したのです。
エフフォーリアが自ら走る意思を示したのは大きな収穫で、前走の有馬記念(5着)時よりもはるかに良化していると感じます。
復活の手ごたえが感じられ、本番でどのような走りを見せてくれるのか楽しみです。
次に京都記念の本命はどの馬なのかを見ていきましょう。
出走予定馬の本命は?
京都記念2023年はGⅠ馬2頭が出走を表明し初の直接対決が話題になっていますが、本命はどの馬になるのでしょうか?
筆者の感想としては京都記念2023年の本命にはドウデュースを推し、話題の1頭エフフォーリアの復活は難しいと考えます。
実績ではエフフォーリアの方が上ですが、ドウデュースの成長力がそれを上回ると思われます。
ではそれぞれを詳しく見ていきましょう。
ドウデュース
ドウデュースは2022年のダービー馬で、秋もそのまま日本でレースをしていれば年度代表馬にもなれた可能性がある逸材です。
2022年秋はオーナーの意向で凱旋門賞に出走しましたが、馬場が合わず19着と惨敗しました。
しかしその後ジャパンカップや有馬記念を使わず充電期間とした事が、吉と出るのではないかと考えています。
同年の凱旋門賞で11着と沈んだタイトルホルダーは、年末の有馬記念に出走し9着に敗退したのです。
また2021年にはクロノジェネシスが、凱旋門賞7着から有馬記念は3着でした。
凱旋門賞での敗退は、思った以上に精神的ダメージを受けるようです。
その点ドウデュースは十分に間を開けた出走なので、力を発揮できると思われます。
2022年の年度代表馬イクイノックスを力でねじ伏せたダービーのような走りなら、GⅡ戦の京都記念はあっさり勝っても不思議ではありませんね。
エフフォーリア
エフフォーリアは2021年の年度代表馬で、実績はずば抜けています。
しかし4歳となった2022年は3戦全敗、しかも9着・6着・5着の惨敗でした。
なぜ突然走らなくなってしまったのかその要因は分かりませんが、もしかしたら父であるエピファネイアのように、早熟タイプなのではないかと言う声も聞かれます。
エピファネイアはの戦績は14戦6勝でしたが、2・3歳時が8戦5勝2着2回なのに対し、4・5歳時は6戦1勝に終わっています。
そんなことからも5歳になったエフフォーリアに上積みは期待できず、ドウデュースには勝てないと予想させて頂きます。
調教師のコメント
友道康夫調教師と武豊騎手が🇫🇷フランスに到着🛬
今週日曜日のニエル賞(G2)に出走するドウデュースとの3ショットをお届けします📷#凱旋門賞 pic.twitter.com/TQC0CYTZm2
— JRA World Racing (@JRA_WorldRacing) September 7, 2022
関屋記念を #ウインカーネリアン で優勝した鹿戸雄一調教師です。おめでとうございました
11月20日のマイルチャンピオンシップ(G1)に直行する予定です pic.twitter.com/4F6OIKqnav
— 金子裕次郎(勝馬) (@casinodriゥve0307) September 7, 2022
追い切り後の調教師のコメントは、馬の直前の状況が確認できて有益ですね。
京都記念に出走するドウデュースとエフフォーリアの調教師は、どちらも順調な調整が出来たとコメントしました。
では、それぞれを確認してみましょう。
友道康夫調教師コメント
ドウデュースを管理する友道調教師は、「ダービー馬としての走りを見せて欲しい」と自信のコメントを発表しました。
凱旋門賞後もジャパンカップに出走できるほど元気だったそうで、それをここまで待っての出走ということでより自信があるようです。
「反応が良かったし、いい感じで臨めると思います」と話し、後は騎乗する武豊騎手に委ねます。
鹿戸雄一調教師コメント
エフフォーリアの復活を願う鹿戸調教師は、「馬なりでも動けるようになったね」と馬が走る気持ちを取り戻したことを喜びました。
「手前もスムーズに替えているし、イメージとしてはドンドン上がっている」と復活の手ごたえを感じているようです。
2021年の年度代表馬が本来の走りを取り戻したら、久しぶりの勝利も十分可能ですね。
京都記念2023年の追い切りのまとめ
この記事は京都記念2023年の追い切りについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると以下のようになります。
追い切りは、ドウデュースもエフフォーリアも好調をアピールしました。
エフフォーリアは2021年の動きとまではいかなくとも、十分に復活が期待できます。
しかしドウデュースの追い切りはそれを上回るもので、大きな成長力を感じました。
本番はエフフォーリアが中団から抜け出し、それを目標にドウデュースが追い込んでくるものと思われますので直線の攻防が見どころになりそうな京都記念、本番が楽しみですね。
コメント