競走馬に鞭を使うのはかわいそう?使う理由や使わない騎手もいる?

競馬

この記事は、競走馬に鞭を使うのはかわいそうなのかを解説します。

競馬場に行ったり競馬中継を見ていると、騎手が馬に鞭を打つ場面に出くわします。

馬は何も言いませんが、なんだか痛そうですね。

特に最後の直線の攻防では鞭が連打されるので、こんなに叩いて馬は大丈夫なのかと心配になってしまいます。

地方競馬場など馬場の狭い所では、お尻の辺りに入った鞭がバシッという音を立てるので、なんだかこっちのお尻も痛く感じてしまうのです。

競走馬に鞭を使うのはかわいそうなのか、徹底調査しました。

競走馬に鞭を使うのはかわいそう?

競走馬に鞭を使うのはかわいそうなのでしょうか?

結論から言いますと、競走馬がより長く生き天寿を全うするために、騎手が鞭を使うのは必要でかわいそうではありません。

レースで勝つために、騎手が鞭を使うことは絶対的に必要な行為なのです。

競争馬はサラブレッドと言って、速く走るために人間に改良されてきた生き物です。

例えるなら、A5等級に格付けされた黒毛和牛のようなもので、この牛達はより良い霜降り肉になるために改良・飼育されています。

ストレートな言い方をすれば「より美味しい肉になる」ために生まれ、生きているのです。

同様に競走馬は「速く走り、賞金を稼ぐ」のが目的となります。

負け続けている馬は賞金より管理費の方が高くなるので、最終的に処分されてしまうのです。

それを防ぎ、より長く生きるためにはレースに勝って賞金を稼ぐしかありません。

次に馬にとって鞭は痛いのかを考えてみましょう。

鞭は痛い?

近年になり鞭は材質が改良されたり、1レースに10回以内の使用と制限が加えられるようになりました。

それでも鞭は、馬にとって痛いと思います。

馬の中には鞭によって故障を発生することもあるくらいですし、何よりルールで10回以内としていることがその証拠ですよね。

馬が痛くないのなら、何度でも鞭を使えばいいのですから。

また馬はとても臆病な生き物なので、バシッという音に怖がることもあるようです。

そんな動物虐待のような競馬は、全て廃止してしまえという意見もあります。

ただそうなると同じ論点から、黒毛和牛は一切作らないということになりますよね。

とても難しい問題です。

筆者は、どんな境遇でも生まれてきた以上は天寿を全うして欲しいと思っているので、出来る限り速く走って賞金を稼いで欲しいと考えています。

次に鞭を使う理由を見ていきましょう。

鞭を使う理由は?

騎手はなぜ鞭を使うのでしょうか?

それは、鞭を使うことによって馬にゴーサインを出しているからです。

鞭を使う場面は、最後の直線の場合が多いですね。

スタートして脚を貯めながらコーナーを回り、最後の直線に差し掛かった所で騎手は鞭によって能力全開のサインを出します。

馬はそこで最後の力を爆発させて、一気にゴールを目指すのです。

馬には手綱と呼ばれるものが付けられていて、これがアクセル・ブレーキ・ハンドルの役目を果たしています。

では手綱だけで良いかと言うと、それでは一気の加速が得られないのです。

そこで鞭を使用します。

鞭は車で例えれば、シフトダウンしてアクセル全開、一気に加速するようなものでしょうか。

鞭を入れられた馬が、首をグッと下げ脚の回転を速めて走る姿は、本当にカッコいいですね。

次に鞭を使わない騎手はいるのかを見てみましょう。

鞭を使わない騎手はいる?

鞭を使わない騎手はいるのでしょうか?

鞭を使わずに勝つことは難しく、筆者の知る限りではほぼ全ての騎手が鞭を使います。

2022年3月にデビューした今村聖奈騎手は、馬とのコミュニケーションをよく取っていて微笑ましい写真を見かけます。

ですが、馬と接するときにはあんなに可愛らしい笑顔なのに、やはりレースでは鞭を使っています。

また競馬では、騎手が鞭を使わざるを得ないルールが存在します。

騎手はゴールまで手を緩めてはならず、明らかに追うのを止めたような場合は制裁があり、その後何日間か騎乗できなくなるのです。

そのため騎手は全力で鞭を使用し、馬を勝利へと導きます。

筆者は鞭を激しく使って勝利した後の、今村聖奈騎手と馬のコミュニケーションが好きです。

見ていると今村聖菜騎手のスキンシップに、馬がすごく喜んでいるのが分かります。

鞭を使っても、きちんとケアすれば馬も分かってくれるのですね。

競馬ファンにとっては、そんなシーンが嬉しいのです。

競走馬に鞭を使うのはかわいそう?のまとめ

この記事は競走馬に鞭を使うのはかわいそうなのかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると次のようになります。

  • 競走馬に鞭を使うのはかわいそうではない
  • 馬にとって鞭は痛い
  • 競走馬が長く生きるために必要な行為
  • 騎手は鞭によって馬にゴーサインを出す
  • 全ての騎手が鞭を使う

今村聖奈騎手のように、馬に寄り添う騎手はたくさんいます。

馬もそれを分かっていて、騎手にすり寄ったりするのです。

馬も騎手もレース中に命を落とすこともあるのが競馬なので、お互いに相通じるところがあるのかもしれませんね。

そんな騎手の愛情があれば、鞭を使っても馬は大丈夫と筆者は思っています。

これからも人馬とも無事に、良いレースを見せて欲しいですね。

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