地方競馬がダートなのはなぜ?原因は人気が無くレベルが低いから?

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この記事は地方競馬がダートなのはなぜなのかについて解説します。

地方競馬はインターネット投票の普及により売上、人気共に回復中です。

若い世代も馬券を気軽に購入できるようになり、キャンペーンなどの実施によって益々盛り上がっていくと思われます。

地方競馬は全国に15か所の競馬場がありますが、ほとんどがダートコースで運営されているようです。

中央競馬の重要なレースが芝コースで行われているのに、地方競馬はなぜダートコースなのでしょうか?

地方競馬がダートなのはなぜなのかを徹底調査し解説します。

地方競馬がダートなのはなぜ?

地方競馬がダートなのはなぜなのでしょうか?

地方競馬がダートなのは芝よりも維持費が安く、いつでも使えるからです。

緑鮮やかな芝コースは見ているだけで心が和みますが、手入れが大変そうですね。

500kgもある馬が全力で走り抜けた後の傷みは、かなりのものだろうと想像できます。

それに比べて日本のダートコースは基本的に砂なので、馬が走った後に均してしまえばまたすぐに使用できるのです。

資金力の乏しい地方競馬では、芝の維持費を確保するのは難しいのだと思います。

また、いつでも開催されている地方競馬では芝を休める時間が取れないというのも理由として挙げられますね。

中央の東京競馬場と、地方の佐賀競馬場の開催スケジュールを比較するとそれがよく分かります。

まずは、2022年の東京競馬場の開催スケジュールと日数です。

  • 第1回 1月29日~2月20日 8日間
  • 第2回 4月23日~5月29日 12日間
  • 第3回 6月4日~6月26日 8日間
  • 第4回 10月8日~10月30日 9日間
  • 第5回 11月5日~11月27日 8日間
続いて、2022年佐賀競馬場の開催日数は以下の通りです。
  • 1月~3月 31日間
  • 4月~6月 32日間
  • 7月~9月 28日間
  • 10月~12月 25日間

東京競馬場が年間45日開催なのに対して、佐賀競馬場では116日と倍以上の開催になっています。

東京競馬場では開催の最終週ともなれば馬場の内側の芝が荒れて走りづらいため、騎手は馬を馬場の真ん中から外側を走らせるようにしているのです。

佐賀競馬場がこれだけの開催を行えるのは、比較的管理がし易くいつでも使えるダートコースだからということが最大の理由なのですね。

筆者たち競馬ファンから言えば、ダートコースはいつでも同じ状態に管理されているので予想が立てやすいという利点があります。

芝コースは開催後期は荒れ具合も考慮しないとならないため、予想が難しくなることもあるからです。

ダートだから悪いということではなく、ダートの利点も多々ありそれぞれの特徴を生かしていけばいいと思っています。

ではダートコースは人気がないのかを確認してみましょう。

ダートは人気がない?

ダートは人気がないのでしょうか?

ダートは芝のレースに比べると人気がありません。

なぜなのかを考えてみましたが、それはスピード感の違いにあるのではないかと思います。

脚抜けの良い芝に比べてダートは力が必要で、良馬場であるほど時計がかかるのです。

東京競馬場芝2000mで行われた2021年天皇賞(秋)、1着エフフォーリアの走破タイムは1:57.9でした。

一方地方競馬の最高峰レース大井競馬場ダート2000mの帝王賞、1着テーオーケインズの走破タイムは2:02.7です。

同じ2000mを走ってなんと4秒8もタイムが違います。

1秒で5馬身の差があるといわれていますので、この差は決定的で芝とダートのレースは全く別物だと言えますね。

中央競馬ばかり見ている人が地方競馬を見に行くと、言い方は悪いですが馬が止まったように見えるのではないでしょうか。

競馬はスピードだけではないですが、それでも速い馬へのあこがれは大きいですね。

これがダートの人気が今一つ伸びない理由です。

次に地方競馬はレベルが低いのか検証してみましょう。

地方競馬はレベルが低い?

地方競馬はレベルが低いのでしょうか?

地方競馬は中央競馬に比べてレベルが低いと言えるでしょう。

競馬は馬の血統が能力に大きく影響しています。

例えば近年ではディープインパクト産駒の活躍が目覚ましかったです。

種付け料などの経費も高いわけですが、馬のセールでは何億もの大金が支払われてセリ落とされます。

そんな良血高額の馬はクラシックレースやグランプリレースを目指すので、中央競馬に所属することになるのです。

そして血統に優れていない馬などが、やむを得ず地方競馬へとやってきます。

もう最初から勝負は決まっているのですね。

もちろん何億も払った馬が全く走らないということも、地方に来た馬が目覚ましい活躍をして中央の馬に勝利することもあります。

しかしほとんどは、中央の馬が強く地方の馬が弱いのです。

中央で1勝もできなかった馬が地方に移籍して、いきなり連勝するということはよくあります。

1勝もできていなくても地方に行くとパドックでの見栄えが圧倒的に違い、どう見ても勝ちそうなんですよ。

それくらい中央と地方には差があるということなんですね。

今後地方競馬のレース賞金が上がってくれば、ダートを得意とする血統の強い馬が最初から地方に所属することになるかもしれませんね。

そうなれば地方競馬のレベルも上がってくるのではないでしょうか。

地方競馬がダートなのはなぜ?のまとめ

この記事は地方競馬がダートなのはなぜなのかについてまとめてきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると次のようになります。

  • 地方競馬がダートなのは芝よりも維持費が安いから
  • 地方競馬は開催が多くダートなのでいつでも使える
  • ダートは芝よりもスピード感がないため人気がない
  • 地方競馬はレベルが低いと言える
  • 血統の良い強い馬は中央競馬に所属される

ダートで勝つにはスピードだけでなく、力強さも必要です。

そんなことを考えて馬券を買うと、それはそれで充分に楽しむことができます。

芝では走らなかったのに、ダートに転向したらものすごく力を発揮した馬も数多くいました。

ですので地方競馬がダートで悪いわけではないのです。

レース体系を確立(特にGⅠレースを拡充)して、賞金をあげて強いダート馬がもっともっと出てくれば競馬全体のレベルが上がりますね。

今後も地方競馬でダートならではの楽しさを満喫していきたいと思います。

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