今回は、東京リベンジャーズのアニメに原作との違い、異なる内容があるかをまとめます。
アニメ東京リベンジャーズは、実写映画の影響もあり、漫画アニメともに人気の高い作品です。
記事作成時点で2クール目、18話まで放送されていますが、漫画とアニメどちらを見るか、どちらも見たほうが良いのか、違いがあるのかなどが気になりますよね。
東京リベンジャーズのアニメと原作を見比べ違いをまとめ、最終回までの予想をしてみましょう。
これからアニメを見る人、原作漫画を買う人の参考になればと思います。
アニメと原作の違いは?
さて、2クール放送、漫画が完結していないことで気になるのが、アニメはオリジナル部分があるのか、原作どおりなのか、ですよね。
結論は、ストーリー自体にオリジナル要素なし、完全に原作どおりです。
ただし、所々にアニメ独自の解釈、補正がありました。
それでは1話から18話にあった、原作との違いについてまとめてみましょう。
なお、細かい追加カットや会話の微妙な違い、ページが多少前後する、などはキリがないので省かせていただきます。
筆者が見て、アニメならではの表現に変化したなと思ったシーンをまとめます。
第1話 社会的に批判される内容の変化
漫画では、第1話の序盤に「主人公タケミチが、路上の車に硬貨で傷をつけ、逃げる」シーンがあります。
それがアニメでは、「子供たちがいたずらで傷つけ、通りすがりのタケミチが濡れ衣を着せられて逃げる」シーンへ変わっていました。
また、ナオトが不良に絡まれているのを助けるシーンで一升瓶がでてきますが、漫画では使用後に「タケミチが公園にポイ捨て」します。
しかし、アニメでは「ナオトにポイ捨てを指摘され、ゴミ箱に捨てる」様子が描かれました。
器物損壊も、公共施設へのポイ捨ても社会的に良しとされません。
どちらも主人公の行動としてアニメで表現するのは不適切と判断され、手を加えられたようですね。
第3話 追い詰められるアツシの様子
第3話は、タイムリープしたタケミチの最初の見せ場、VSキヨマサ戦です。
ここで追加されていたのが、タケミチの友達アツシがナイフを取り出すシーンです。
漫画では、喧嘩賭博が終わってからアツシが「武器を持ってキヨマサを襲うつもりだったと告白」しました。
それがアニメでは、「殴られているタケミチを見て、キヨマサに近づき、思いつめた表情でナイフを取り出す」シーンが加えられています。
第2話でも、喧嘩賭博に参加するよう命令されたタクヤをかばい、アツシが殴られたという表現が加わっていました。
「仲間思いのアツシが、かなり追い詰められている」様子を強調したかったのだと思います。
第6話 タケミチが話し合いの場を知っていた理由
第6話、マイキーたちはメビウスとの抗争前に廃工場らしき場所で話し合いをします。
タケミチはそこに割り込み説得を試みるのですが、漫画では東卍のメンバーでも、情報通でもないタケミチがなぜその場所を知っていたのかが描かれていません。
アニメでは、タケミチがマイキーとドラケンを尾行している際、マイキーを迎えに来た三ツ谷とドラケンの会話の中で、その内容が出ました。
つまり、タケミチは聞き耳を立てていたから場所を知っていたわけです。
ほんの些細なことですが、疑問が出ないよう補足してあるのですね。
第12話 ナオトがいなかった理由
第12話、初めてヒナが生存する世界に変化し、タケミチはナオトと一緒にヒナに会います。
3人でドライブ中、漫画では、途中で「ヒナが車を止めるようナオトに言い、タケミチと二人で散歩することを提案」します。
しかしアニメでは、「運転中のナオトに仕事の電話が入り、車を二人に預けて帰る」シーンになっていました。
これはその後のシーンで、「ヒナが死んだとき、ナオトはどこにいたのか」という原作で描かれなかった部分を補足するものでした。
原作では、二人を車から降ろし、そこからヒナが死ぬまでの間、ナオトがどこにも出てきません。
ナオトの車なのにいなかった理由、ヒナが運転席に座っていた理由など、違和感があったのですが、アニメでその不自然な点をきちんと説明されたのは良かったですね。
以上が、アニメと原作で大きく違う部分です。
最終回まで忠実に再現される?
では、最終回まではどうなるでしょうか。
残りは6話かつ、ここまで原作どおりなので、ここからオリジナルストーリーにすることはまずないでしょう。
1話につき2~3話くらいのペースで進むことと、漫画のキリが良いところから、おそらくタケミチが壱番隊隊長を任命される第69話までを忠実に再現されるのではないかと思います。
この後は抗争なので、8・3抗争のように、各戦闘シーンのカットを多めにとる可能性はありますね。
原作ファンの評価
東京リベンジャーズはアニメより漫画が面白すぎる
— めんま@ESV主催者 (@menmaESV) August 9, 2021
私もおすすめの漫画聞かれたら最近はとりあえず東京リベンジャーズって言うんだけど古参で拗らせてるのでアニメは一切見てないし認めてないし画面から解釈違いなので「へ〜!アニメ見てみるね!」って言われると凹む
— 米谷 粒 (@kuryo_pen) July 19, 2021
東京リベンジャーズ
漫画よりアニメの方が好き!! pic.twitter.com/jM1ILcKEZg— saki (@sakinokoiiii) August 10, 2021
東京リベンジャーズ本当に面白いからアニメも漫画も実写も見てほしい!!
— キンジ🔑 (@kinji_Lis) August 3, 2021
ワイは東京リベンジャーズにハマって全巻大人買いした
アニメも実写版も面白い#mireitalk— ⭐️初⭐️段⭐️🍑🍞 (@takenokofever) August 3, 2021
原作を知るファンの感想をいくつか挙げてみました。
原作が好きな人にとっては、イメージを壊したくないという思いが多かれ少なかれあるでしょう。
両方見てやはり原作が一番、アニメより漫画を見てほしいと思うのも、ファンの気持ちとしてはわかりますよね。
アニメの方が好き、両方好き、という意見も勿論あります。
漫画と同じ展開なので、原作ファンにとっても違和感はないこと、原作で不明だった部分を補足する丁寧さなどが高評価の要因ではないでしょうか。
アニメは限られた話数でまとめる必要があるので、原作との違いが目につきがちですが、それでも面白いと感じる要素はある、ということがわかりますね。
東京リベンジャーズのアニメで原作との違いのまとめ
東京リベンジャーズのアニメに原作との違い、異なる内容があるかをまとめましたが、いかがでしょうか。
まとめは以下の通りです。
18話までにオリジナルはなく、完全に原作どおりの展開です。
異なる部分はありますが、アニメ表現の配慮、原作で情報が足りない部分の補足、強調したい心情などを丁寧に描くための修正と捉えました。
特に、ナオトは一時期黒幕説も出たほどなので、説明があって良かったと思います。
この作品はオリジナルの展開を入れにくい話だと思うので、今後も原作どおりに作られるのではないでしょうか。
漫画派、アニメ派で意見は様々でしょうが、このあと血のハロウィン編クライマックスに向けて盛り上がる部分なので、ぜひ最後まで追いかけましょう!
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