ウシュバテソーロの凱旋門賞出走は?次走のレースは何か調査

競馬

この記事は、ウシュバテソーロの凱旋門賞出走について解説します。

ウシュバテソーロは6歳の牡馬で、ダートに転向してから目覚ましい活躍を続けています。

2022年から2023年にかけて東京大賞典・川崎記念とGⅠ級レースを勝ち、その勢いのまま2023年3月25日にはドバイワールドカップを制したのです。

1着賞金の約9億円を手にしたウシュバテソーロは、秋に日本競馬悲願の凱旋門賞出走が噂されていますが果たして本当なのでしょうか?

ウシュバテソーロの凱旋門賞出走について徹底調査しました。

ウシュバテソーロの凱旋門賞出走は?

日本馬は何十年にも渡って凱旋門賞に挑戦していますが、残念ながらまだ勝ったことがありません。

世界のダートコースで活躍しているウシュバテソーロは、芝コースの凱旋門賞に出走するのでしょうか?

ドバイワールドカップのレース後の陣営コメントから、ウシュバテソーロは凱旋門賞に出走する可能性が高いと考えられます。

ウシュバテソーロを管理する高木登調教師は、凱旋門賞出走の可能性について「順調にいけば、検討するつもりです」とコメントしました。

またオーナーである了徳寺健二ホールディングスも、前向きに検討しているようです。

ウシュバテソーロの凱旋門賞出走は血統的にも裏付けがあり、新聞紙上では父が果たせなかった夢を追いかけると話題になっています。

では次にウシュバテソーロの父について見ていきましょう。

ウシュバテソーロの父は?

ウシュバテソーロの父は名馬オルフェーヴルです。

金色の暴君と呼ばれたオルフェーヴルは、時に騎手を振り落としてしまうほどの気性の荒さが特徴でした。

しかし力が爆発した時の強さは圧倒的で、有馬記念を始め数々のGⅠタイトルを手にしています。

そして2012年・2013年と2年連続で凱旋門賞に挑んで共に2着となり、日本馬で最も凱旋門賞に近い馬となったのです。

その子供であるウシュバテソーロは、父の気性の荒さよりも力強い瞬発力を受け継いだようです。

凱旋門賞は芝コースながら荒れた洋芝のレースなので、ダートの得意なウシュバテソーロが1着になる可能性は十分に考えられますね。

次にウシュバテソーロの次走について見ていきましょう。

次走のレースについて

2023年の凱旋門賞はパリのロンシャン競馬場で10月1日に行われます。

期間が空きすぎの感じがしますが、ウシュバテソーロの次走は何を選択するのでしょうか?

いろいろな意見がありますが、ウシュバテソーロの次走は6月28日大井競馬場の帝王賞ではないかと考えられます。

これまでレース間隔を詰めて走ってきたウシュバテソーロですから、凱旋門賞へ直行というのは無い気がしますが、そうかと言ってJRAにウシュバテソーロが出走するのに適当なレースが無いことも事実です。

そこで上半期のダート総決算レースの位置付けもある、帝王賞が妥当ではないかと推測できるのです。

世界トップクラスのレースを制したウシュバテソーロが帝王賞に出走したら、大井競馬場はものすごい盛り上がりになりそうですね。

続いてBCクラシックへの参戦について確認していきましょう。

BCクラシックの出走はある?

凱旋門賞への出走の可能性が高いウシュバテソーロですが、BCクラシックの出走はあるのでしょうか?

調査の結果、ウシュバテソーロがBCクラシックに出走する可能性は低いことが分かりました。

それは日程の問題が大きいからです。

BCクラシックはアメリカで行われるレースで、2023年は11月4日に開催予定です。

凱旋門賞に出走後BCクラシックにも出走となると、わずか1か月の間で国を移動して走る必要があります。

過去に両レース共に出走した馬もいましたが、ウシュバテソーロにはそんな無理はさせないと考えられるのです。

またBCクラシックはダートの世界最高峰レースのため、ウシュバテソーロは凱旋門賞よりBCクラシックに出走してほしいというファンも多くいます。

陣営がどう判断するかは分かりませんが、筆者もBCクラシックに行ってほしい一人です。

どちらに参戦するにしても、無事に走り切ってくれるといいですね。

ウシュバテソーロの凱旋門賞出走のまとめ

この記事はウシュバテソーロの凱旋門賞出走について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると次のようになります。

  • ウシュバテソーロは凱旋門賞に出走する可能性が高い
  • 陣営がドバイワールドカップ後に言及
  • 父は凱旋門賞2着2回のオルフェーヴル
  • ウシュバテソーロの次走は帝王賞と推測
  • BCクラシックの出走可能性は低い

日本最高馬と言われたディープインパクトでさえ、凱旋門賞を勝つことができませんでした。

芝が日本と全く違いコース形態が独特、とにかく日本馬にとって不利な状況なのが凱旋門賞です。

このレースに勝つには強い日本馬という普通の感覚ではダメなようです。

そこでウシュバテソーロのようなダートに強い馬が、日本初の凱旋門賞馬になる可能性があるのではないでしょうか。

凱旋門賞にはサウジカップで世界を制したパンサラッサと共に行って、ワンツーフィニッシュを決めてほしいですね。

ウシュバテソーロが世界で更なる活躍をすることを願っています。

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