この記事では、「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレの7話について解説していきます。
前回モンスターに変異したハンターと護が戦うことになるのか気になりますね。
ここからは「俺だけレベルアップな件ラグナロク」の第7話ネタバレを解説していきたいと思います。
第6話の内容
外宇宙の敵から地球を守る、行方不明である護の母の探索、ベルの力を回復させる、ということをこれからやるべきこととして定める。
護はダンジョンに潜るために、ハンター協会に所属することに決めた。
ハンター協会にE級ハンターとして登録された護は、採掘チームとしてダンジョンに潜る。
その際に、東都大学美術学科講師であり、E級覚醒者でもある川島と一緒に鉱石を掘ることになった。
攻略隊であるハンターの一人が、モンスターに変異する。
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第7話ネタバレまとめ
「牙の君主の領域に侵入した者は鏖殺だ」
仲間が殺されて、驚愕の表情を浮かべるハンターたち。
「一人残らず、誰も逃さぬ、完膚なきまでに捻りつぶす。侵略者どもよ」
そう口にする化け物と化したハンターは、仲間であったはずのハンターたちを斬り殺していく。
場面は採掘チームの鉱夫達がつるはしで水色の鉱石を叩いているところに移り変わる。
「なんだありゃ?」
「ん?」
「あんな召喚スキルもあるのか?」
鉱夫達は護が召喚した影ゴブリンが鉱石を掘っているのを見て、唖然とした表情を浮かべていた。
そして、川島も普通なら召喚できても2匹までのところを4匹も召喚している護に驚愕した。
「ベル、影の抽出はお前の言う通り悪くないスキルだ」
「雑用をさせるためのスキルじゃないんですけどね・・・」
ベルは不満げな表情をしながら、レベルアップするためにここに来たのではないかと聞く。
それに対して護は、ハンター協会の規則でEランクハンターは一人でダンジョンに入れないと返答する。
さらには三つ目の使命であるベルの力を、回復が魔石の欠片を食べることによって達成できるのではないかと口にした。
ベルは道端に落ちている魔石の欠片を食べる行為に、残飯でも食べさせられているような気分を味わっていたところ、急に触手がピクッと逆立つ。
「しょ・・・小君主さま!君主の気配を感じました!」
「君主って・・・父さんか!?」
「いえ。君主級の存在は一人ではありません。もし、我らが君主さまなら私の力も一瞬で回復するでしょう・・・。この獣の匂いはおそらく・・・」
攻撃隊が入っていった方向から、獣が唸るような鳴き声が聞こえてきた。
そして、赤毛で狼の見た目をしたモンスターが現れる。
鉱夫たちは突然現れたモンスター達から一斉に逃げた。
ほとんどの鉱夫達が逃げている中、一人逃げ遅れた者が引けた腰になりながらもモンスターにつるはしを振るう。
しかし、E級覚醒者でしかない鉱夫では歯が立たない。
「た・・・たすけ」
「ギャイン!」
「み・・・水篠くん・・・!」
命乞いをしている中、護が現れつるはしでモンスターの頭上を叩いた。
「俺が時間を稼ぎます!早く逃げてください!」
「す・・・すまん!」
護は鉱夫の足音が遠のいていくのを感じながら、オレンジネームである剛鉄牙のライカン達を見て一人でなら余裕だと判断した。
「川島さんも逃げていいのに・・・」
「み・・・水篠くんはみんなが逃げるまで時間を稼ぐつもりだろ・・・?僕だってもう逃げたくないんだ・・・!」
「・・・それじゃあ、俺が危なくなったら助けてください」
覚悟を決めた表情をする川島を守るように、護は影のゴブリンに指示した。
そして、インベントリから影のダンジョンで集めておいたゴブリンの武器を取り出し、剛鉄牙のライカンを一匹倒す。
「起きろ」
倒れた剛鉄牙のライカンは影を纏い、護に加勢して同族に襲い掛かった。
護はその光景を見ながら、抽出と召喚にマナを使わないこと、魔力が上がって抽出数が増えれば影の軍団を作れる、と考え口元を緩める。
「なら・・・もう一匹追加だ」
また剛鉄牙のライカンを倒して、影のモンスターとして抽出した。
それに伴い、影のゴブリンが抽出数の上限を超えてしまい消えていく。
「E級の動きじゃない!しかも死んだモンスターを使役できるスキルなんて・・・」
「あーその・・・E級には違いありませんが・・・」
言い淀む護を見て、川島はあえて違うランクで登録する不正登録者なのではないかと邪推した。
護は出てきたクエスト案内を見て、剛鉄牙のライカンをすべて倒したのにもかかわらず、残り一人と表記されていることで他の敵がいるのではないかと考える。
「ん?あなたは攻略隊の・・・ッ。た・・・助かりました!突然モンスターが襲ってきて危なかったんですよ!奥でいったい何が」
川島が攻略隊のハンターに近寄ると、そのハンターはいきなり剣を振り下ろしてきた。
攻略隊のハンターに違和感があった護はそれに即座に反応して、川島を助けるために自分の元へ引っ張り寄せた。
「あ・・・あいつを攻撃しろ!」
護は影のモンスターを攻略隊のハンターであった者に攻撃を指示した。
「くっそ、またかよ・・・なんかハンターが魔獣化するの流行ってないか!?」
攻略隊のハンターであった者には、ラカンの牙(憑依)と赤ネームで表記されていた。
護は赤ネームであることを確認して、大学で死にそうになったことを思い出す。
だから、川島さんを連れて逃げるのが最適解だと頭では理解していた。
「ベル、あれって父さんと同じ君主じゃないよな?」
「気配は纏っていますが程遠い存在ですね。ですが、今の小君主さまでは太刀打ちできないかと」
「ならよかった」
護はインベントリを開く。
「小君主さま、まさか・・・!」
「システムは俺の安定的な成長をサポートしてくれんだろ?クエストがあるってことはクリアの可能性もあるってことだ。何より父さんと母さんに会うためにも強くなる必要がある」
抽出した影のモンスターが一閃されるだけで全てやられている光景が見えているはずなのに。
「なら・・・赤に勝ってさっさと強くなる、これ一択だろ」
覚悟を決めた護は剣を両手持ちにする。
そして、護の周囲には大量の武器が刺さっていた。
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