この記事では、「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレの11話について解説していきます。
誘拐をしているガラの悪い男たちを見てしまったことで、正義の血が騒ぎ囚われている人たちを助けに行こうとする護はかっこいいですね。
ここからは「俺だけレベルアップな件ラグナロク」の第11話ネタバレを解説していきたいと思います。
第10話の内容
レベルアップするためにはギルドに所属する必要はないと判断して、護は大手である玄武ギルドからのスカウトを断る。
ラカンの牙が共同戦線を張る条件として、牙の君主の聖域を連れて行くということを提案してきた。
聖域はフィールドタイプのダンジョンになっており、ハイエナギルドによって占有されている。
ハイエナギルドの拠点を見つけ、ガラの悪い男たちが目を隠し手を縛った人を連行していた。
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第11話ネタバレまとめ
ガラの悪い男たちに追われ逃げる護。
つい勢いで飛び出してしまい、私有地に無断に立ち入っていることもありパニックになっていた。
だが、とっさに影の兵士を仮面状にして顔を隠すことを思いつき、仮面をつけてガラの悪い男たちと相対する。
護はハイエナギルドの平均はDランクであることを考慮して、手加減することを決める。
しかしそれでも、ハイエナギルドでは護の相手にはならず圧倒した。
「後始末まで完璧でございます。小君主さま」
ベルは気絶させたハイエナギルドのメンバーたちを縄で縛る、手際の良い護に称賛を送った。
「もしかして、ハ・・・ハンター協会のハンターさんですか?た・・・助けてもらってありがとうございました・・・」
「ま・・・まあそんなところで・・・。ここは俺が片付けとくんで、皆さんは先に避難しておいてください」
護はさらわれた人たちが乗った車を見送った。
すると、ハイエナギルドの拠点内にある建物に聖域があるとラカンの牙から告げられる。
「こ・・・れは・・・?さらってきていた人間をここに監禁していたのか?」
薬の入った瓶や注射器、手錠などが散乱していた。
「子犬まで監禁されているぞ」
「・・・子犬などではない。この幼い狼は・・・獣の王、牙の君主さまの末裔だ」
「はぁああッ!?」
牙の君主の末裔と称したのがうずくまり弱弱しい姿の子狼だったからか、護はありえないとでも言いたげな声を上げた。
「影の君主との戦争に敗れた時、牙の君主さまは最後に残った血縁者に護衛1名をつけ、聖域へと逃がされた。血筋さえ途絶えなければ、新たな牙の君主が現れるだろうと信じて」
護は牙の君主の末裔を持ち上げて、どう扱うかを悩む。
「なんだぁ?外の奴らが全員やられてっからいったい何人で攻めて来たのかと思ったら、ひとりかぁ?」
生き残りがまだいたのかと思い仮面を作成して振り向くと、ハイエナの姿をしたモンスターがいた。
ラカンの牙はそのハイエナと知り合いらしく、ブロキーという名で牙の君主の末裔だったのだと言った。
護衛の役目はどうしたのだとラカンの牙が憤慨するが、ブロキーは無視をする。
「ああん・・・?虫けらぁ、なに勝手に俺の所有物に手ぇ出してんだ?」
護は一瞬で目の前まで迫ってきたブロキーの速さに、嫌な汗が出てくる。
そして、ブロキーの一撃によって、護は建物を突き破り外にあったコンテナに叩きつけられた。
「頭から血が・・・ッ!」
「頭に響く・・・叫ばないでくれ、ベル」
仮面の右側が欠け頭に血を流しながらも、体を起こす。
ベルはそんな状態の護に、ブロキーからイタリムの気配を感じたと伝えた。
ベルと護がそういったやり取りをしている間に、ラカンの牙とブロキーが言い争っていた。
ラカンの牙がなぜ牙の君主の末裔をぞんざいに扱ったのかと怒鳴ると、ブロキーは養分にするためだと口にする。
そして、弱肉強食のこの世界では当然の摂理だと。
「貴様だけは許せぬ・・・ッッ!!!」
「キハハハッ!んじゃどうすんだ!?ひとりじゃなんもできねえ半端モンのくせによぉ!!ラカンが死んだのは、あいつが弱者だったからだろうが!生き残った俺こそが強者!つまり!新たな牙の君主に相応しッ・・・!」
とつぜん現れた護はブロキーの右腕を狙い、牙の君主の末裔を奪取する。
「か・・・影の・・・ッ!」
「おい牙・・・あいつにムカついてんだろ?ならちょうどいい。俺もあいつに用ができたんだ。影と牙・・・初の共同戦線だ」
護は怒りに満ちた表情をしながらも、イタリムを見つけたことで父親に繋がる手がかりだと興奮していた。
「クソがぁ・・・虫けらの分際で・・・。引き裂いてやる!」
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