この記事は、有馬記念2022の枠順抽選会はいつなのかを解説します。
有馬記念2022は12月25日(日)中山競馬場で15時25分に発走予定で、芝2500mの内回りコースを使用しますが、コーナーを6回通るため難しいコースだと言われています。
そうすると、スタートの枠順がとても重要になってくる感じですよね!
枠順によって作戦も変わってくると思うのですが、枠順抽選会はいつ行われるのか気になります。
有馬記念2022の枠順抽選会はいつなのかを徹底調査しました。
有馬記念2022の枠順抽選会はいつ?
通常は非公開の枠順抽選会ですが、有馬記念だけは公開して行われているようです。
記事作成時点でJRAからの発表はありませんが、有馬記念2022の枠順抽選会は12月22日(木)17時00分頃からと推測できます。
それはJRAが枠順(馬番号)の発表は、12月22日(木)18時30分頃としていることからも分かります。
これは2021年のスケジュールと同じで、発表の直前に抽選会が実施されると考えて良いですね!
2021年はBSフジが抽選会の状況を生中継しましたが、新型コロナウイルス対策として、出走馬関係者は出席せずに行われました。
2022年の抽選会も同様に行われると考えられますが、それでも自分が推している馬がどの枠に入るのかとても気になりますよね!
では次に有利な枠順はあるのかを確認していきましょう。
有利な枠順は?
中山競馬場に来たよ。発走ゲート入り前のお馬さんだよ。 pic.twitter.com/y2rJ6P4A
— hiro (@lucky_louk) December 9, 2012
シュヴァルグランちゃん
結構クールなキャラみたいだけど、
有馬記念の時だけ
有馬記念枠順抽選会で
引退レースだが最後に大外枠を引いてしまった佐々木オーナーくらい笑ってほしいわ pic.twitter.com/B1NnjQ0tnD— 南風暑太郎 (@rkUmWpq3h39pi73) November 5, 2022
東京競馬場の芝コース1800m戦はスタート後すぐにカーブとなるため、内枠(1・2番枠)が有利と言われています。
中山競馬場はどうなのでしょうか?
過去の実績を調査した結果、有馬記念の行われる中山競馬場芝コース2500mで枠順による極端な有利不利はありませんでした。
同コースは3コーナー手前からスタートし、192m後にカーブがあります。
そのため内枠が有利かとも考えるのですが、外枠からダッシュが効くコース形態のため、それほど不利にならないようです。
同コースの過去5年の枠順別実績をまとめてみました。(有馬記念以外のレースも含みます)
枠番 | 勝率 | 連対率(2着以内) |
1 | 13.1 | 19.7 |
2 | 4.8 | 11.1 |
3 | 10.1 | 15.9 |
4 | 6.8 | 18.9 |
5 | 8.4 | 19.3 |
6 | 6.8 | 18.2 |
7 | 7.5 | 11.8 |
8 | 9.7 | 16.1 |
最内枠の1枠が少し有利な数字ですが、大外枠の8枠でもそれほど差がありません。
このように意外というべきか、スタート後すぐにカーブのあるコースですが、枠順による大きな差は無いという結果となりました。
ただし、かなりトリッキーなコースというのは間違いなく、名馬アーモンドアイは有馬記念では力を発揮できませんでした。
馬の適性が大きく影響するコースと言えるのかもしれませんね!
次に有馬記念の過去実績を見てみましょう。
過去の枠順別戦績について
有馬記念は一流馬ばかりが参戦しますが、枠順別の戦績はどのようなものだったのでしょうか?
有馬記念の過去5年の実績を調べてみたところ、大外8番枠がやや不利ということが分かりました。
まとめてみましたのでご覧下さい。
年 | 1着馬枠順 | 2着馬枠順 | 優勝馬 |
2021 | 5 | 3 | エフフォーリア |
2020 | 5 | 7 | クロノジェネシス |
2019 | 3 | 5 | リスグラシュー |
2018 | 4 | 6 | ブラストワンピース |
2017 | 1 | 2 | キタサンブラック |
上記のように5番枠が強いように感じますが、勝ったのは2021年のエフフォーリアと2020年のクロノジェネシスです。
どちらも勝つ要素が強い馬だったので、おそらく3~7枠辺りならどの枠でも勝っていたと思われます。
2017年のキタサンブラックは、逃げ・先行馬でしたので1枠の恩恵を少し受けたかもしれませんね。
前述の中山競馬場芝2500m全体の成績では、大外8枠でもある程度の成績でした。
しかし有馬記念の過去5年では8枠は1・2着に入っていません。
トップレベルの馬同士の戦いでは、少しですが距離のロスがある8枠は厳しいのかもしれませんね!
もし2021年のエフフォーリアや2017年のキタサンブラックが8枠だったら、結果は違ったものになっていたのでしょうか。
こんな過去の実績から有馬記念2022は、8枠に入った馬は評価を1枚落とした方が良いかもしれませんね。
有馬記念2022の枠順抽選会はいつかのまとめ
この記事は有馬記念2022の枠順抽選会はいつかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
枠順が決まった後の騎手インタビューで、「極端な枠ではなくて良かった」という声を良く聞きます。
極端な枠というのは最内の1枠と大外の8枠のことなのですが、それ以外だったらどこでも力が発揮できると考えているのだと思います。
逆に言うと1枠・8枠はいろいろな意味で難しいのかもしれません。
有馬記念2022は、1番人気が予想されるタイトルホルダーがどの枠に入るか注目ですね。
もし8番枠を引いたら、先行馬なので人気も下がりそうです。
12月22日の夕方は時間を空けて、枠順抽選会のテレビ中継を視聴しましょう。
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