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忘却バッテリーで記憶喪失の理由は何?記憶が戻るのは何話?

漫画

この記事は忘却バッテリーで要圭の記憶喪失の理由についてまとめました。

中学天才バッテリーだった清峰葉流火(きよみねはるか)と記憶を無くした智将・要圭(かなめけい)が再び野球の道を歩んでいく青春スポーツコメディ作品でアニメ化され話題になっております。

今回は忘却バッテリーの主人公の1人・要圭が記憶喪失となった理由に関してご紹介していきますね。

要圭は過去にどの様な理由で記憶喪失となり、どの様に記憶が戻ったのでしょうか?

ストーリー展開に関しての読者の反応も合わせてご紹介します。

本記事では作品に関するネタバレが一部ございますのでご注意下さい

忘却バッテリーで要圭が記憶喪失となった理由

智将・要圭の記憶喪失となった原因とは一体何だったのでしょうか?

結論から申し上げると、要圭は解離性同一性障害、つまり二重人格であった事が作中で発覚しています。

天才ピッチャー・清峰葉流火と、智将キャッチャー・要圭は、中学では知らない者はいないほどの天才バッテリー。

高校入学前に要が記憶喪失となり野球部の無い都立小手指高校に入学するところから物語はスタートしますが、なぜ要圭は過去に何が原因で二重人格になってしまったのでしょうか?

要圭が過去に二重人格になった原因

では要圭は何故二重人格となってしまったのでしょうか?

要圭が二重人格になった原因は、野球に対する情熱とストレスから生じたものだったのです。

天才バッテリーとして周囲から評価をされていた分、天才ピッチャーの清峰葉流火に何とか食らいついていくことで、過去に想像を絶するほど神経をすり減らし陰で努力をしている要圭。

清峰葉流火や周囲からの期待に応え続けるのはかなりのプレッシャーとなりそうですよね・・

その現実逃避の思考の反動がもう一人の楽観的な恥将となる自分を作り上げてしまったのかと筆者は原作を読んで感じました。

では要圭の人格はどちらが主人格なのでしょうか?

要圭の主人格

要圭には、中学時代天才と言われた智将の人格と、野球は素人同然の恥将の人格が存在します。

ストーリーの序盤では記憶を無くし恥将となった要圭を中心に物語が進んでいくこととなります。

作中の始まりから要圭の人格の恥将は記憶喪失が引き起こしたキャラクターで、本来あるべき姿は天才と言われた智将・要圭のような描写で作品は進んでいきます。

しかし、原作で要圭の記憶が戻った時、驚くべき真実が明かされます。

実は、記憶喪失だと思われていた恥将・要圭が主人格だったのです。

清峰葉流火と野球を始めた当初は、作中序盤の恥将に近かった要圭ですが、清峰の野球に対する貪欲さと天才的な才能を見た要は、勝利することに目標を定め、勝つためだけの作戦を作り上げる智将・要圭という人格を作り出してしまったのです。

要圭の記憶が戻るのは何話?

作中で、要圭の記憶が戻るのは第65話

それまでに要の人格交替や「ぜったいノート」の出現はあったものの、中学時代の智将・要圭の過去の記憶が描写されたのはこの65話からとなります。

私立帝徳高校との試合中に突如フラッシュバックした要の過去の記憶。

その過去とはどの様なものだったのでしょうか?

要圭の過去

65話でフラッシュバックされた記憶は、要圭中学3年生。

清峰葉流火を導く絶対の存在でありたいと願い、智将を作り出した要圭。

天才をサポートするバッテリーとしての努力も実り、様々な名門高校からオファーがかかります。

そして要が最も欲した高校、名門中の名門・大阪陽盟館高校からも遂に声がかかり気分は最高潮に。

天才と称された清峰と肩を並べられた事に喜ぶ要でしたが、実はこのオファーは清峰のバーター(抱き合わせ)であった事が発覚しました。

どんなに努力をしても超えられない天才の存在

そして、その天才を導く絶対の存在であり続けるため感情を殺してまで倒してきた敗者たち。

「もし一つだけ何かを忘れられるとしたら、アンタは何を選ぶ?」

そう描かれた一言の後、「2番」を背負った要圭のシルエット。

要圭は野球を、そして清峰葉流火を忘れる為に、智将を記憶の奥底に閉じ込めてしまったのです。

序盤はギャグ要素の強いコメディー漫画だと思いましたが、小手指高校メンバーの過去が少しずつ明らかとなっていき、ギャグ要素すらも物語に深みを与える要素になっているとすら感じた回となっておりました。

ストーリーが進むごとに野球に近づいていく恥将要圭が、実は自ら封印した智将を呼び起こす事になってしまう世界観にのめり込んでしまう読者は少なくないでしょう。

ストーリーについて読者の反応

ギャグパートも織り交ぜながらも、各部員の過去にスポットを当てるシリアスシーンもある本作ですが、SNS上での読者の反応を見ると非常に好印象な感想が多く見受けられます。

抜粋すると、

  • 週間誌じゃなかったからこそ映える面白さ
  • 過去話は心にくるが、それを補うほどのストーリーの良さ
  • 高校野球漫画は展開が読めるが、それでも面白いと思える漫画
  • ギャグセンスが高い

等など、本作序盤の突き抜けたギャグパートから、野球漫画本来の試合のシーン、また部員それぞれが抱える心の傷を描くシリアスシーンも含めて忘却バッテリーという作品の良さに読者が反応していることが伺えます。

また、少年ジャンプでは長寿野球漫画が作品数として少なかったこともあり、アプリ漫画ながらもジャンプを背負う野球漫画として期待度も高いようですね。

筆者としても、時折混ざる回想回含め、リアルとフィクションが良く織り交ぜられている作品だと感じていますので、まだ作品をご覧になっていない方には強くおすすめします。

アプリ版なら初回は全て無料で読むことが出来ますのでお得に読むことが出来ますよ。

忘却バッテリーで要圭が記憶喪失になった理由のまとめ

今回は忘却バッテリーに登場する主人公の1人・要圭の記憶喪失の理由に関してご紹介しました。

以下がまとめとなります。

  • 要圭の記憶喪失は、実は人格の分離(二重人格)だった
  • 二重人格となった理由は野球への執念とストレスによるもの
  • 要圭の過去の記憶は65話に掲載
  • 名門からスカウトが来るも、清峰葉流火のバーターという事実に心が折れ主人格に戻った

記事作成時点で少年ジャンプ+で連載中の忘却バッテリー。

現在は要たちも2年生になり、監督や新入生の登場で物語が展開していきそうな雰囲気となっています。

智将と恥将が入れ替わりながら物語を作っていく要たち小手指高校野球部の今後のストーリーにも目が離せません!

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