この記事は、競馬のPOGは違法なのかを解説します。
POGはペーパーオーナーゲームの略で、架空の馬主となって獲得賞金(ポイント)の多さを競うゲームです。
本物の馬主になるのは多額の資金が必要ですが、ペーパーオーナーならお金がかからずにオーナー気分が味わえて良いですよね。
POGの多くはデビュー前の馬を選んで始め、翌年の日本ダービー当日に終了します。
そのため晩成型よりも、早熟型の馬の方がゲームとして優勢に進められそうです。
しかしながら初心者にはPOGはどのように楽しんだらいいのか、またお金をかけるのは問題無いのか等よく分かりませんよね。
競馬のPOGは違法なのかを徹底調査しました。
競馬のPOGは違法?
JRA-VAN POG
ヒップホップソウル♡は勝って賞金加算!!✊ んで桜花賞へ pic.twitter.com/GDENQxOvs2— (@knic_keiba) January 8, 2023
netkeibaのPOGでライトクオンタムを指名してた事を忘れてた。一銭も買うてない。
明日はミタマか…。 pic.twitter.com/P0hK2flfmI— 平成三四郎 (@yo_yu5) January 8, 2023
普段は馬券を買って楽しんでいますが、ペーパーオーナーになると競馬を違った見方ができて楽しそうです。
しかしそもそも本当の馬主が居るのに、ペーパーオーナーとして楽しむ事は違法ではないのでしょうか?
調べてみると競馬のPOGは違法ではないことが分かりました。
それは、競馬の情報サイトや競馬新聞社が堂々とPOGを実施していることからも大丈夫だと考えられます。
POGを実施している主な情報サイト等を一覧にしてみますね。
これらのサイトの多くはデビュー前の2歳馬を10頭ほど指定し、翌年の日本ダービーまでの賞金をポイント化して争っているようです。
この中の一つJRA-VANでは賞品総額500万円(オープン懸賞)となっており、かなり大きな規模であることが分かります。
ほとんどのサイトが参加費無料で出来ますが、その前に各サイトのIDを取得する必要があります。
情報サイトはこのように会員化を図り、いずれは有料版に登録してもらうように設定していると考えられるのです。
そのため、POGについては無料で参加させ多くの賞品を提供しているのですね。
このように有名な情報サイトが大々的に実施していることから、POGは違法ではなく安心して利用できると言えるのです。
では次にPOGの楽しみ方について見ていきましょう。
POGの楽しみ方について
POG誌のはずなのにめくって1枚目がまさかの2歳馬カタログじゃなくてソダシちゃんだった時の戸惑いよ pic.twitter.com/G88R4p6jPx
— ShirleyHeights (@HeightsShirley) May 12, 2022
グリチャでやってた2歳馬カタログ
個人的に気になるのは やっぱモーリス産駒よ☺️ pic.twitter.com/PyuL2mefL7
— しんちゃんす《それでも!》 (@shinchance1122) May 6, 2020
本物の馬主とは違いペーパーオーナーは、レース毎に獲得した賞金で収入を得ることはありません。
では、POGはどのように楽しんだら良いのでしょうか?
POGをやっている人によると、POGの楽しみ方は馬券が当たりやすくなる事と選んだ馬が勝ち上がる喜びという意見がありました。
それぞれどんな事かを見ていきましょう。
馬券が当たりやすくなる
POGはデビュー前の馬を探す事から始まり、選んだ馬はデビューからずっと追いかけることになります。
そして新馬戦または未勝利戦を勝ち上がった馬達の力関係を把握するでしょうし、レース前の追い切り等も熱心に見ることでしょう。
そうすると普段以上に馬やレースに精通するため、馬券が当たる可能性が高くなるのです。
競馬で馬券を当てるのは大変ですが、きちんと情報を整理すれば可能性は上がります。
ペーパーオーナー自体で賞金を得ることは出来ないので、それなら馬券を当てて払い戻しを受けたいですよね。
馬が勝ち上がる喜び
また選んだ馬が2月3月に実施されるクラシックのステップレースまで勝ち上がってくれば、楽しさは何倍にもなるのではないでしょうか。
そのためには新馬戦特別戦等で2・3勝しておく必要がありますが、そうなったらかなり嬉しいですよね。
さらにステップレースも好成績で日本ダービーに出走できたとしたら、ペーパーオーナーとしては最高の勲章なのではないでしょうか。
このように馬券が当たりやすくなることと馬が勝ち上がる喜びが、POGの大きな楽しみと言えますね。
次にお金をかけるのは違法なのかを確認してみましょう。
お金をかけるのは違法?
POGは大手の情報サイトで盛んに行われていますが、仲間内でも簡単に実施することができますよね。
そんなときにお金をかけて勝負したら違法になるのでしょうか?
調査すると、POGは仲間内であれ、お金をかけたら賭博にあたり違法となるようです。
POGでお金をかける事は、賭け麻雀と同じような扱いになるのですね。
またお金だけでなく、動産や不動産その他無形の財をかけた場合も罪になります。
単純賭博罪の量刑は50万円以下の罰金又または科料です。
しかし常習性がある場合は、常習賭博罪として3年以下の懲役となります。
実際に2021年に8人がPOGによる賭博容疑で書類送検されていて、なんと20年に渡ってやっていたというので驚きますね。
競馬は公認ギャンブルなのですから、馬券を買って正々堂々と楽しめばいいのにと筆者は思いますが皆さんはいかがでしょうか。
競馬のPOGは違法かのまとめ
この記事は競馬のPOGは違法かについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
多くの情報サイトのPOGは、デビュー前の馬を指定するようになっています。
そのためにPOGで良い成績を収めようとすると、血統の勉強が欠かせません。
そんなことからもPOGをやる事は、競馬をより深く知ることになると思うのです。
そして競馬を深く知るとさらに楽しくなってくるので、POGにはとても良い効果がありますね。
血統を勉強して、未来のダービー馬を探していきましょう。
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