この記事はJRAの指定席と入場券の違いについて解説します。
2024年4月現在JRAはコロナ禍の入場制限を解除しているため、競馬場に多くのお客さんが戻ってきました。
人気のあるGⅠレースの日は指定席の抽選倍率が高くなり、なかなか当選しないと嘆く競馬ファンも多い印象です。
また競馬場では指定席の他に入場券も販売されていますが、その違いはどのようなものなのでしょうか?
さらに指定席に入場するには入場券も必要なのかも気になりますよね。
JRAの指定席と入場券の違いについて徹底調査しました。
JRAの指定席と入場券の違い
2024年春シーズンのGⅠ戦線が盛り上がっている中央競馬ですが、そもそもJRAの指定席と入場券の違いは何なのでしょうか?
調査の結果、JRAの指定席と入場券の違いは座席が確保されているかどうかということが分かりました。
指定席と入場券で可能なことが異なるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
指定席の特徴
指定席は自分の座席が確保されていることが最も大きな特徴で、料金によって装備品などのグレードが異なります。
例えば東京競馬場B指定席の通常価格は1700円ですが、2人に1台モニターが設置されており馬体重などのチェックに便利です。
そして指定席は「指定席エリア」内にあり、指定席のチケットを持っていない人はここに入れません。
そのため優越感に浸ることもでき、優雅で快適な競馬観戦を楽しめます。
もちろん「一般エリア」にも入れるので、パドックのチェックや食事をすることも可能です。
次に入場券の場合を見てみましょう。
入場券で出来ること
入場券はその名の通り、競馬場に入場するためのチケットになります。
指定席エリアには入れませんがそれ以外の一般エリアは全て利用可能なので、わざわざ指定席を取るまでもないと考えている競馬ファンも多い印象です。
一部ですが座席も用意されていて、運が良ければ座って競馬観戦もできます。
内馬場や競馬場内のレストラン探訪を楽しむ人にとっては、入場券のみで十分と言えるでしょう。
続いて指定席と入場券は両方必要なのかを見ていきます。
指定席と入場券は両方必要?
「指定席ネット予約」で抽選に申し込み指定席が当たった場合、当日入場するには入場券も必要なのでしょうか?
調べてみると、指定席には入場券もあらかじめセットされているため入場券は必要ないことが分かりました。
指定席が当選した人の当日の入場方法は以下の通りです。
指定席が当たったら入場券は必要ないので、心配しないようにしましょう。
次に入場券を購入後に指定席は買えるのかを見てみましょう。
入場券を購入後指定席は買える?
当日でも競馬場で買えるようになった入場券ですが、「指定席ネット予約」で事前購入することも可能です。
入場券を事前購入した後、指定席は買えるのでしょうか?
調べてみると、入場券を購入後そのままの状態では指定席は買えないことが分かりました。
「指定席ネット予約」で購入できるのは、1日の開催で1チケットのようです。
そのため入場券のあとに指定席を購入したい場合は、入場券をキャンセルした後、あらためて指定席を購入する必要があります。
JRAとしては「一人でも多くの方にご来場いただきたいため」として重複購入を認めていないようですが、特に混雑するGⅠレース開催日は競馬ファンとしてもありがたい制度です。
入場券か指定席かをよく決めてから申し込むようにしましょう。
JRAの指定席と入場券の違いのまとめ
この記事はJRAの指定席と入場券の違いについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
- JRAの指定席と入場券の違いは座席が確保されているかどうか
- 入場券では「指定席エリア」に入れない
- 指定席のチケットがあれば入場券は必要ない
- 入場券購入後に指定席を重複して買うことはできない
- 入場券をキャンセルすれば、指定席を買える
コロナ禍では入場券も全て抽選の申し込みが必要でしたが、2024年4月現在は入場券は当日競馬場でも買えるようになっています。
そのため「指定席ネット予約」では、入場券より指定席を狙ってみることをおすすめします。
指定席での観戦は疲れにくいため、馬券の予想に十分時間が取れていいですよ。
JRAの指定席と入場券の違いを良く理解して、自分に合ったチケットを購入して下さいね。
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