モーリスは種牡馬としてかなりやばい?評価は成功と失敗どっち?

モーリスは種牡馬としてかなりやばい?評価は成功と失敗どっち? 競馬

この記事は、モーリスは種牡馬としてかなりやばいのかを解説します。

モーリスは2011年生まれの牡馬で、安田記念・天皇賞(秋)等のGⅠレースも勝った名馬です。

距離は1600m~2000mを得意としており、強かった時期は連戦連勝でJRAの年度代表馬になった事もあります。

そんなモーリスは2016年に惜しまれながら引退し、その後繁殖生活に入りました。

モーリスの仔が初出走したのが2020年で、その際周りからかなりやばいという声が聞かれるようになったのです。

果たして真相はどうなのかとても気になりますね。

モーリスは種牡馬としてやばいのかを徹底調査しました。

モーリスは種牡馬としてかなりやばい?

どれだけすごい成績を収めた名馬でも、その全てが良い種牡馬になるわけではありません。

それはプロ野球の名選手が、全て名監督になるわけではないのと似ていますね。

GⅠ6勝の名馬、モーリスの場合はどうなのでしょうか?

調査の結果、モーリスは種牡馬として2つの意味でかなりやばいことが分かりました。

それはモーリス産駒の走りを、2020年と2022年に分けて考えると説明ができます。

2020年はモーリスの初仔の出走で話題になりましたが、なかなか勝てずに「やばい」状態でした。

特に瞬発力がいまいちで、最後の直線で差されてしまうということが続いたのです。

一方でモーリス産駒の2022年は大躍進の年で、強くて「やばい」となりました。

このように「やばい」の意味が2020年と2022年では真逆になったのです。

では2022年はどうして飛躍の年となったのかを見てみましょう。

2022年はなぜ強くなったのか?

2022年モーリスの初仔達は4歳を迎えましたが、この4歳というのが一つのキーワードとなります。

実はモーリス自身遅咲きの晩成型で、重賞初勝利が4歳の時だったのです。

ここでモーリスの年齢別実績を見てみましょう。

年齢 1着 2着 3着 着外
2013 2歳 2 0 0 1
2014 3歳 0 0 1 3
2015 年度代表馬 4歳 6 0 0 0
2016 5歳 3 2 0 0
合計 11 2 1 4

表を見ると、モーリスが晩成型だというのが一目瞭然ですね!

4歳になった2015年は1000万下(現在の2勝クラス)から破竹の6連勝でGⅠホースとなり、年度代表馬にも選出されました。

このモーリスが父親なのですから、その血を引いた仔達が晩成型であってもおかしくありません。

そして結果はその通りとなり、初仔が4歳になった2022年にブレークしたのです。

それでは次に産駒の評価や成績を見ていきましょう。

モーリス産駒の評価や成績は?

2022年のモーリスの産駒は2歳~4歳までいますが、その成績が気になります。

調査した結果、モーリス産駒の2022年の成績は入着賞金ベースで第7位と健闘、評価も歳が上がるほど高くなることが分かりました。

まずは年度別のモーリス産駒の成績をまとめてみました。

順位 勝馬頭数 出走回数 勝利回数 入着賞金(万円)
2020 47 29 260 31 38452.8
2021 12 70 820 90 146030.4
2022 7 77 952 103 198936.0

このように2022年は種牡馬ランキングでベスト10入りし、2023年以降も期待されています。

ちなみにモーリスより上位の種牡馬も記載してみます。

  • 1位 ディープインパクト
  • 2位 ロードカナリア
  • 3位 ハーツクライ
  • 4位 キズナ
  • 5位 ドゥラメンテ
  • 6位 キングカメハメハ

こ覧のように全てがGⅠ馬で、記憶にも記録にも残る名馬ばかりです。

この下にモーリスがいるのですから、これはもう名種牡馬と言っていいと思います。

さて、次にモーリス産駒を個別に確認していきましょう。

モーリス産駒は走らない?

2020年には確かに「モーリス産駒は走らない」という評価もありました。

しかし2022年、モーリス産駒は大活躍しています。

記憶に新しいのは、4歳になった牝馬ジェラルディーナのエリザベス女王杯(GⅠ)制覇でしょう。

それまで目立った活躍のなかった同馬ですが、4歳秋の9月にオールカマー(GⅡ)で初の重賞を勝つと勢いそのままに、11月のエリザベス女王杯を勝利しました。

もう1頭は同じく4歳になった牡馬、ジャックドールです。

3月に金鯱賞(GⅡ)で重賞制覇、4月大阪杯(GⅠ)は5着に敗れますが8月の札幌記念(GⅡ)で重賞2勝目を挙げます。

前走天皇賞(秋)は惜しくも4着でしたが、GⅠに手が届く位置まで昇りつめてきました。

このようにモーリス産駒は牡馬・牝馬とも、遅咲きの馬達が活躍した2022年でした。

これでもう2023年以降は、「モーリス産駒は走らない」なんて言葉は囁かれなくなりますね!

モーリスは種牡馬としてかなりやばいかのまとめ

この記事はモーリスは種牡馬としてかなりやばいかについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

この記事をまとめると次のようになります。

  • モーリス産駒の2020年は、走らなくてやばい
  • モーリス産駒の2022年は、飛躍しすぎてやばい
  • モーリスが晩成型だったことが飛躍要因の一つ
  • モーリス産駒の2022年は、種牡馬ランキング7位と大活躍
  • 2023年以降はモーリス産駒は走らないという言葉は無くなる

モーリスが晩成型だということは、厩舎関係の方も当然分かっていた事だと思います。

そのため2歳3歳時に思うような結果が出なくても、温かく見守り育ててきたのでしょう。

その努力が実り、4歳で良い結果が出て嬉しく思います。

モーリスの種付け料も上がって、2023年は800万円になるということです。

モーリスらしい元気な仔たちが誕生し、数年後に活躍することが今から楽しみですね。

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