この記事は、新馬戦の当て方について解説します。
競走馬は2歳になるとデビューしますが、最初に走るレースが新馬戦です。
新馬戦は6月から各競馬場で始まり、夏競馬と言われる7月・8月に多く組まれます。
また新馬戦はどうしても勝ちたいレースなので、各陣営とも馬をきちんと仕上げた状態で出走させることもあり、新馬戦の馬券を当てるのは難しいという競馬ファンは多いです。
どのように予想し、どのような馬券を買ったらいいのでしょうか?
新馬戦の当て方について徹底調査しました。
新馬戦の当て方は?
新馬戦は当てるのが難しいですが、どうしたら当たるようになるのでしょうか?
調査の結果、新馬戦は競馬新聞とパドックや返し馬の直前情報の確認によって当たりやすくなることが分かりました。
新馬戦が難しいと言われる理由の一つは、過去のデータが全く無いことにあります。
競馬の予想はその馬が過去にどのように走ったか、タイムや得意の距離等を他馬と比較しながら行うものです。
しかし新馬戦ではそのようなデータが無いため、競馬新聞を頼りにするのが良いと言われています。
その理由は競馬新聞社に所属する優秀なトラックマンが、競走馬の状況を常に把握した上で予想を立てているからです。
そんなトラックマンたちの見立てを大いに参考にしましょう!
一方で、パドックや返し馬などの直前情報は自分で確認できますね。
このように優秀なトラックマンの見立てが確認できる競馬新聞と、自分で確認したパドック・返し馬の情報を組み合わせて予想しましょう。
次に予想の際のコツについてお伝えします。
予想する時のコツ
新馬戦は競馬新聞を重視することが分かりましたが、具体的にどのようなことをチェックすればいいのでしょうか?
新馬戦を予想する時のコツは、競馬新聞の追い切り解説と血統評価が重要になります。
それぞれ見ていきましょう。
追い切り解説とは?
追い切り解説とは、実際に追い切りを見たトラックマンのコメントのことです。
新馬戦はまだレースをしたことがない馬たちの競争ですが、追い切りは行いますのでそのタイムを参考にするのです。
そしてこの時、追い切りのタイムより大事なのがトラックマンのコメントです。
追い切りは全力で走る馬ばかりではなく、調整程度にゆったりゴールする馬もいます。
そのため同じタイムでも走りに余裕があったのか、初戦で力が出せそうな状態なのかを見極める必要があるのですが、それをトラックマンのコメントから読み取るのです。
追い切りのタイムが遅くても「大物感が漂う走りだった」等のコメントがあれば、レースで上位になる可能性が高いです。
このように新馬戦では、追い切りのトラックマンのコメントを重視しましょう。
血統評価とは?
競馬の血統評価は、父や母の父により競走馬の能力がどの程度かを把握することです。
2010年代はディープインパクト産駒が強く、新馬戦でも1番人気になることが多くありました。
血統によって早熟なのか晩成型なのかも判断できるので、モーリスのような晩成型の産駒は新馬戦では評価を下げた方がいいと言われています。
また芝向きなのかダート向きなのか、短距離向きなのか長距離向きなのかも分かるので、レースに合わせて検討が可能です。
このように新馬戦では、追い切り情報と血統評価を重視してみることをおすすめします。
続いておすすめの買い方について見ていきます。
おすすめの買い方は?
新馬戦は競馬新聞を主体に予想を組み立てますが、おすすめの買い方について紹介します。
新馬戦のおすすめの買い方は、競馬新聞プラス直前情報で4頭馬連ボックスの購入です。
まずはトラックマンたちが足で稼いだ情報を重視して、競馬新聞の◎・○・▲の3頭をそのまま選びます。
しかしこれだけでは面白くないですし、配当も低い可能性が高いです。
そこでパドックと返し馬を見て、印のついた馬以外に1頭を選び、合計4頭で馬連のボックス馬券を買いましょう。
馬連ボックスは、選んだ馬がどれでも1着2着に来れば当たる馬券で、4頭でボックスにした場合は買い目が6点となります。
買い目を6点まで絞り込めれば馬券代も抑えられますし、パドック・返し馬で加えた1頭が絡んで当たれば、思わぬ高配当も期待できます。
新馬戦は4頭での馬連ボックス戦法がおすすめですよ。
新馬戦の当て方のまとめ
この記事は新馬戦の当て方について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
新馬戦が行われるのは、12レース中の第5・第6レースあたりです。
競馬ファンで新馬戦の馬券を買わない人が多いのは、第5・第6レースがお昼時間にかかることも理由の一つと考えられます。
しかし新馬戦は来年のダービー馬を探す第1歩でもあるので、馬券を買わなくても見て欲しいレースです。
馬券を当てるのは難しいですが、紹介した4頭馬連ボックス戦法は意外と高い的中率になりますよ。
夏競馬は新馬戦が続々行われているので、来年のダービ馬候補を探してみて下さいね。
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