この記事では、「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレの1話について解説していきます。
作品の設定や世界観、物語の流れを知るためにも1話から順に閲覧することをお勧めします!
ここからは「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレとなりますので、以下の閲覧にはご注意ください。
第1話ネタバレまとめ
「俺だけレベルアップな件〜ラグナロク〜」 #ピッコマhttps://t.co/yUZ4N4TpfJ
— KOOLJP (@kooljp_game) November 8, 2024
数多の宇宙を創造してきた超越的な存在、絶対者。
絶対者は繰り返す創造の果てに永遠を追い求め、その過程で、物質、魂、法則などが生み出された。
しかし、絶対者は無限の理(ことわり)から抜け出せないことに退屈を感じ、被創造物同士の戦争という娯楽で退屈を紛らわせていた。
ある時、戦争を傍観していた絶対者の一人が自ら創造した被造物に殺されるという事件が起きる。
それを知った別次元の絶対者たちは、主を失った世界を観測するため集まった。
自ら創造した被造物により絶対者が殺される、そんな異常事態に絶対者たちは毛ほども興味がなかった。
ただ考えることは、主を失った力を手にするのはいったい誰なのか。
場面は高校に変わり、主人公である水篠護(みずしのまもる)「以下護」は不敵な笑みを浮かべながら、友人に東都大の美術学科に受かったと伝えた。
護は友人に「イチ抜けだぜ!」と誇るように笑っていると、赤髪で不良のような恰好をした少年の鮫島(さめじま)に喧嘩腰で声を掛けられる。
しかし、護は臆することなく、わざと鮫山(さめやま)と間違えたりなど相手をからかう余裕があった。
周りからは、親が行方不明で大変なのに悲しむ素振りを見せないで頑張っている護に絡むなんて、という鮫島を蔑むような声が聞こえてくる。
鮫島は護の落ち着いた態度に苛立ちを覚えたのか、護に殴りかかった。
護はいつも通りといった様子で鮫島の顔に膝蹴りを入れるが、鮫島は全く痛みを感じている様子がない。
「ブワッ」
突然、鮫島の拳が青白く光り出す。
鮫島はそのことには気が付いた様子はなく、護に殴りかかった。
護は風を切る鮫島の拳をひやりとしながらも避ける。
そして、勢い余った鮫島の拳は金属製のロッカーを突き破っていた。
舞台は大学となり、高校を卒業して2年が経ち大学2年生となった護。
スーツ姿の男性がメガホンを片手に、ハンターがゲート内で討伐中のため本館は立ち入り禁止と注意喚起していた。
ゲートとは三年前に全世界に出現し、ダンジョンにつながる通路のことだ。
一定時間が経過するとダンジョンからモンスターが溢れ出し、人間たちを襲い始める。
だが、それに対抗しろと言わんばかりの変化が人間たちに起きた。
魔力を扱う特殊能力者、覚醒者が出現し始めたのだ。
このことにより、世界情勢が急変し、長引くと予想される混乱が起きた。
しかし、犬飼晃(いぬかいあきら)という覚醒者が覚醒者を集めたハンター協会を作り、ハンターを職業として確立させたことで混乱は予想より早く収まる。
そして、覚醒者であるハンター、非覚醒者である一般人という括りで分けられることになる。
護は美術の授業中に無心で絵をかきながら、非覚醒者がどんなに努力してもE級覚醒者との差すら埋められないのだ、と考えていた。
また、徐々に弱者という立場に慣れていているんじゃないかという不安も募っていた。
そして、父さんならこんな状況をどう打破するのだろう、と思いを馳せる。
そんな思考にとらわれていた護は、先生に声を掛けられたことによって現実に意識が戻る。
先生になぜアリのモンスターのようなものを描いているのかと聞かれたが、護にもどうしてそんな絵を描いていたのか分からなかった。
護が美術の授業を受けている中、ハンターたちは立ち入り禁止となっていたD級ゲート内にいるモンスターの討伐に成功していた。
ゲートから出てきたハンターたちの一人である金森が新種のモンスターに遭遇したと報告する。
目や口から青い炎が向きあがる人型のモンスターで、殺傷能力は極めて低かった、と。
「ドクン」
金森に異変が起き、突然先ほど報告したものと類似したモンスターになってしまう。
そして、モンスターとなった金森は周りの人々を襲いだし、噛まれた人たちは次々と青い炎を宿したモンスターに変わっていった。
「ぐぁぁぁぁぁッッ!!」
聞こえてくるけたたましい声で、護含めた美術の授業を受けていた生徒たちが外の異変に気付く。
ダンジョンブレイクが起きたのではないかと生徒たちはパニックになり、覚醒者である川島先生に助けを求めた。
川島先生は「僕はE級だから」と断っていると、護が青い炎を宿したモンスターがこっちに来ていることに気づく。
モンスターは窓を破り教室に侵入してきたことで、授業を受けていた者たちは一目散に逃げる。
そんな中、一人の少女が足を怪我をして動けなくなってしまった。
その少女は助けを求めるが、護は「ハンターを呼んでくる」と言い逃げてしまう。
護は少女を見捨ててしまったことに罪悪感を覚えていると、ふと父親の姿が脳裏によぎった。
父さんならこういう時どうするのか。
「父さんならきっと…」
そう心で唱えながら、護は逃げてきた道を引き返し、少女に襲い掛かるモンスターに消火器で殴りつけた。
「ジジジ…」
護の目の前に突然ウィンドウが現れる。
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