この記事では、「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレの3話について解説していきます。
C級覚醒フォッグバーンに狙われてしまうという危機的状況に見舞われている護ですが、どう切り抜けていくのでしょうか?
ここからは「俺だけレベルアップな件ラグナロク」の第3話ネタバレを解説していきたいと思います。
第2話の内容
護はシークレットクエストをクリアしたことでプレイヤーになり、覚醒者となった。
非覚醒フォッグバーンは難なく倒せたが、D級覚醒フォッグバーンを相手に苦戦する。
プレイヤーになった恩恵を生かしてD級覚醒フォッグバーンを倒すことに成功した。
しかし、D級覚醒フォッグバーンよりも格上のC級覚醒フォッグバーンに襲われてしまう。
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第3話ネタバレまとめ
「東都大学内部でダンジョンブレイク発生!」
「付近の住民は速やかに避難してください」
耳障りなサイレン音と共に、避難を促すアナウンスが流れる。
そんな中、装甲車をそばに置き、重火器を携えサバイバルスーツと防弾チョッキを身に着けた男たちが校門前を陣取っていた。
「クソッ!人が殺されるのをただ指をくわえて見てるだけとは・・・。ハンターはいつ来るんだ?」
「B級以上のハンターを招集しているため時間が掛かっている模様です」
「B級?ここのダンジョンはD級なんだろ?」
「それが・・・外套ダンジョンを攻略していたハンターが感染していたとの想定で動いているようで・・・」
そう報告する男のタブレットには、NAME:金森宗吾、POSITION:TANK、RANK:Cと表示されていた。
場面はC級覚醒フォッグバーンが跳躍して窓から教室に入ってきたところに切り替わる。
護は冷や汗をかきながらも、モンスターが地上からジャンプして入ってきたこと、目の前にいるのがC級であることを把握する。
レベルアップしたことでやり合えるのではないかと考えたのだが、C級覚醒フォッグバーンによる壁をも切り裂く一閃でその考えが甘いことを悟る。
護はC級覚醒フォッグバーンに消火器を投げつけた。
C級覚醒フォッグバーンはその消火器を大剣で斬ると白い煙が出て、護はその煙を目くらましにして逃げることを選択する。
護は救援にくるハンターが来るまで逃げ続ける算段を立てていたところ、C級覚醒フォッグバーンが突然立ち止まる。
立ち止まったC級覚醒フォッグバーンが向けた視線の先には、屋上に避難している三人の少女がいた。
「ズシャッッ」
C級覚醒フォッグバーンは少女たちがいる屋上に跳躍し大剣を振ると、何かがつぶれたような音が聞こえてきた。
護は唖然とした表情をした後、歯を食いしばり覚悟を決めたような鋭い眼光をしてC級覚醒フォッグバーンのいる屋上へ向かう。
そして、C級覚醒フォッグバーンの首元に不意を突いた蹴りを入れるがびくともしない。
護はC級覚醒フォッグバーンからの剣戟をなんとか避けながら拳で殴りつけ、流れるように膝蹴りを顔へ当てた。
しかし、その一撃はC級覚醒フォッグバーンへの有効打にならない。
それどころか、護は身動きが取れない体勢になってしまったためC級覚醒フォッグバーンによる一振りを避けらず、もろに入ってしまった。
その一振りにより護は吹き飛ばされ壁に叩きつけられながらも、HPが1だけ残る。
「ピキッ、ピキキッ、ガシャァァン」
空に亀裂が入りだし、その亀裂が割れると騒々しい鳴き声を上げる黒い何かが護とC級覚醒フォッグバーンの間を割って入った。
護はその黒い何かを見ながら「ア・・・リ・・・」と脳内で呟いて、意識が途絶える。
「ああ・・・私の歩みが鈍かったために・・・。貴様らか。高貴なるお方の体を傷つけた不届き物はぁぁ・・・」
アリのような見た目をしたモンスターは激昂し姿を消した瞬間、C級覚醒フォッグバーンの上半身が吹き飛んだ。
川島先生がフォッグバーンから逃げているシーンに移り変わる。
逃げ道がなくなり川島先生は顔色を青くしながら「誰か助けて」と叫ぶ。
すると、黒い影が一瞬通り、川島先生を襲っていたフォッグバーンの胴体がバラバラになった。
そして、黒い影は学園中を駆け巡り、それの通り道にはフォッグバーンの死体の山が出来ていた。
「お久しぶりでございます。小君主さま」
姿を消していたアリのような見た目をしたモンスターは屋上に現れると、護に忠義をささげるかのように膝をついた。
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