この記事では、「俺だけレベルアップな件ラグナロク」のネタバレの4話について解説していきます。
C級覚醒フォッグバーンを軽々と倒してしまったアリのモンスターは、護のことを小君主さまと呼んでいました。
アリのモンスターはいったい護とどういった関係にあるのか、気になりますね。
ここからは「俺だけレベルアップな件ラグナロク」の第4話ネタバレを解説していきたいと思います。
第3話の内容
護はC級覚醒フォッグバーンから逃げようとするのだが、屋上に避難していた少女たちが狙われ殺されたのを見て、戦うことを決心した。
C級覚醒フォッグバーン相手では勝負にならず、止めを刺されるといった危機一髪といった状況でアリのモンスターが現れ二人の戦いの間に割って入る。
アリのモンスターはC級覚醒フォッグバーンを軽々と倒した後、学園にいるすべてのフォッグバーンを片付ける。
そんな強力な力を持っているアリのモンスターは、倒れている護に忠義をささげるかのように膝をついた。
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第4話ネタバレまとめ
幼少である護は楽しげにアリのモンスターの絵を描いていた。
「しょ・・・小君主さま・・・もしや私を書いてくださったのですか・・・?感動でございます・・・!」
エプロンを身に着けたアリのモンスターが感激して泣いている姿を最後に、青年である護がベッドの上で目を覚ました。
護はエプロンを身に着けたアリのモンスターと遊んでいたという夢に、なんとも言えない表情をしていたところで、着信音を鳴り出し通信機器を手に取った。
「護くん!いったい何があったんだ!まさか大怪我をしたとかじゃないだろうね!?」
聞こえてくる声から通話相手は興奮していることが伺える。
「やはり駄目だな!物騒な世の中だし君にも覚醒者のボディーガードを何人かつけよう!」
「俺は平気だよ、叔父さん・・・」
護は大げさな叔父に呆れながら、東都大で多くの死傷者が出た事件のニュースを見ていた。
ハンターさえも感染し魔獣化させるモンスターフォッグバーンの発見。
都会のど真ん中で発生したにも関わらず対応の遅れたハンター協会。
ハンターが到着していた頃には、大学内のフォッグバーンは何者かにより全滅していたというミステリー。
そういった要素があったことで、多くの死傷者を出した東都大の事件は何かと話題になっていた。
護はテレビを消し、目の前にあるステータスウィンドウを見て、レベルアップして強くなる覚醒者に成れたことが夢でなかったと確信する。
そして、C級モンスターにやられたはずなのにどうして生きているのか疑問を覚えていると、頭しかないアリのモンスターが現れた。
「小君主さま・・・こんなにご立派になられて・・・このベル感無量でございます・・・」
護は感動して涙を流しているアリのモンスターを見て、幼少期を共に過ごした黒い生物のうちの一人であることを思い出す。
そして、どうして自分は黒い生物たちと一緒に過ごしていたのだろうかと疑問を覚えた。
護はアリのモンスターであるベル(以降ベル)にもっと大きかったような気がしたんだけどと聞く。
すると、ベルは次元を超える際に相当量の魔力を消費してしまい、今のような姿になってしまっているのだと答えた。
兵卒級と表示されていることを護が指摘すると、ベルは元帥級である自分を兵卒級扱いするなんてとシステムに対して憤慨する。
護が「傷が治っているのはお前のおかげなんだろ」と聞くと、ベルは肯定し自分は優秀なヒーラーであると口にした。
また、自分の目的は護の封印を解くことであるとも言う。
護が前に見た夢と関係あるのかと聞くと、それは夢ではなく実際に体験したことなのだとベルは口にした。
そして、偉大なる影の君主である水篠旬が護に普通の人生を歩んで欲しいと願い、記憶と共に力を封印したのだとも。
護はそれを聞いて、家に出た父さんとお前は関係があるのかと取り乱すと、ベルは護の父が宇宙へ出たのだと言う。
護の父が宇宙へ出た理由は、この世界を奪おうとする侵略者、外宇宙の神であるイタリムによる魔の手から守るため。
さらには、地球にゲートが出現しモンスターが現れたのは、イタリムが使途を送り込んでいることが関係しているのだとも。
護が母さんも父さんと一緒にいるのかと質問すると、ベルは護の母である雫が行方不明であるということに慌てふためく。
そして、地球に来たイタリムの使徒が悪辣な罠を張ったに違いないと口にした。
「そのイタリムってやつらの仕業なのか?父さんたちが帰ってこられないのは・・・」
「・・・小君主さまはお二人と会いたいですか?」
「・・・当たり前だろ。何年もずっと一人だったんだぞ・・・」
護はうつむきながら、ぎゅっと握りこぶしを作る。
「それなら方法は一つしかございません。小君主さまがお強くなられて雫様を探し出しお助けするのです!」
ベルは黒い鍵を護に突き付けた。
「そのためには、レベルアップが必要です」
護はそのカギを受け取ると、影の試練というクエストがウィンドウで案内される。
「その鍵をあなたの影に差し込んでください」
影に鍵を差し込むと、カチャンという閉まっていた扉が開いたときの音がした。
「ズォォォォォッ」
護の影はゲートのようなものに変化する。
護はそのゲートを前にしても、突拍子のないことばかりでいまだにベルの話が信じられなかった。
「だけど・・・。強くなればまた会えるって言うんなら・・・」
護は覚悟を決めた表情をする。
「いくらでもレベルアップしてやるよ」
地球に来る前、ベルは護の父である水篠旬に護の力と記憶を返して地球を守らせろと指示されていた。
また、それ以外は地球の状況に合わせてお前の裁量で行動しても構わないとも。
ベルはその時の言葉を思い出し、地球に残り護の成長を見守ることを決意した。
「ここは主の許可なしに生ある者が立ち入ることを許されない、亡者の地。影のダンジョンです!」
影の中に入った先には、廃墟と化した街が広がっていた。
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