この記事は、パドックの見方でポイントはよだれなのかを解説します。
パドックは下見所とも呼ばれていて、馬がレース前に厩務員に曳かれて周回する所です。
そして競馬ファンはパドックで周回をする馬を見て、調子の良し悪しを確認しますが、その中で時折よだれを垂らしながら歩いている馬を見かけることがあります。
そのような馬は一体どのような調子なのでしょうか。
またパドックの見方で重要なのは、馬の首や踏み込み具合なのかも気になります。
パドックの見方でポイントはよだれなのかを徹底調査しました。
パドックの見方でポイントはよだれ?
2022年3月26日 中山競馬場 11R
日経賞
タイトルホルダー②雨だったりでパドック待ちは8R前からにしたけどタイトルホルダー近くで見れて嬉しかった❤️メロディーレーンちゃんとどこが似てるかな?とか思ったりした😌思ってたより小柄だった!泡?よだれ?がずっと心配だった🥺 pic.twitter.com/SX8sTv5m32
— 舞夢🐎🎀 (@shelliemaxxna) March 27, 2022
もう、パドックからよだれダラダラでイレ込み気味🥺
案の定、レースはしっちゃかめっちゃか😔#ヴァルガス pic.twitter.com/Le0jUf3bZG— ねこぱんち (@neko_punch27) January 9, 2022
人に管理されているとはいえサラブレッドも動物なので、パドックの周回中に糞もすればよだれも垂らします。
しかしパドック周回の直後にレースを控えてると思うと、よだれを垂らす意味も考えないといけませんね!
そこで調べてみると、パドックの見方でポイントの一つによだれがある事が分かりました。
馬がよだれを垂らすのは二つの理由が考えられますが、どちらもあまり良い状態とは言えないようです。
ではその二つをそれぞれ見ていきましょう。
顔に締まりが無い場合
一つ目は顔に締まりが無い事で、これはこれからレースだと言うのに走る気が無いか体調が悪いかのどちらかの場合が多いようです。
人だってそうですよね。
何も考えずボーっとしている時、よだれが垂れてしまう事は誰でも経験があるかと思います。
そんな時に仕事が捗るはずもなく、早めに切り上げてリフレッシュが必要ですね。
馬においてもそのような状態なのではないかと想像でき、レースで活躍する可能性は低そうです。
興奮状態の場合
もう一つは馬が興奮状態の時で、その際の馬は歩いていても落ち着きなくチャカチャカしてる場合が多いです。
人で言えば大事なプレゼンを前に、気持ちだけが先走って準備だけで疲れてしまうような状態ですね。
そんな時は当然ですが、本番で上手くいくはずはありません。
競馬では特に長距離戦の場合、そのような馬はほぼバテてしまうようです。
いずれにしても馬がよだれを垂らしていたら、少しマイナスに考えた方が良いようですね。
次にパドックでは何が大事なのかを考えてみてましょう。
重要な見方とは?
イクイノックスの有馬パドック。前のエフフォーリアに追いつくぐらい早いピッチで歩いているが、キ甲(首の付け根)と腰の位置はほとんど上下に動いていないことがわかる。やわらかい首と背中で衝撃が吸収され、脚の力が無駄なく推進力として伝わっている。 pic.twitter.com/fm2SfxW4ud
— Compass Rose (@hms_compassrose) January 1, 2023
パドックのイクイノックス。走るオーラ出てた。 pic.twitter.com/yJh9mBJOF8
— あとむぎ茶@RB代表 (@atomRBOX) December 29, 2022
パドックはぼんやり見ていると、どの馬も同じように見えてしまいますww
パドックの重要な見方とはどのような事なのでしょうか?
毛づやや発汗、首の使い方など色々ありますが、最も重要なのは脚の踏み込みではないかと言われています。
上のツイッターの投稿動画は、有馬記念2022で快勝した時のイクイノックスのパドックです。
無駄な力が掛かって無く、一歩一歩前へ進む力強さが伝わってきます。
おそらくこれが、パドックにおける究極の出来と言えるのではないでしょうか。
このような好調な馬は、前を歩く馬に追い付いてしまったり大回りに歩いたりします。
まるで早くレースで走りたいとアピールしているようです。
筆者はパドックでは後ろ脚を注目していて、歩いている時に後ろ脚が前脚と交差するような馬は好調と見ています。
後ろ脚の力強さこそが、馬の推進力に重要な役割があると考えているからです。
パドックの見方は人それぞれではありますが、後ろ脚の踏み込みにもぜひ注目してみて下さい。
次にそもそもパドックは見るべきなのかを検討しましょう。
パドックは見るべき?
「パドックなんて見ても分からないよ」と言って全く見ないで馬券を買う競馬ファンもいます。
しかしながら、パドックはやはり見るべきというのが多くの意見だと思います。
ただし「パドックは絶対では無い」とも、多くの解説書に書かれているのです。
競馬予想は馬の絶対能力の方が重要で、パドックは馬券検討の最終的なチェックの場だと言われています。
絶対能力に勝る馬が調子を落としているのが見えて、劣る馬が絶好調に見えた場合に初めて逆転の可能性を検討するのです。
そんなことから、パドックで絶好調に見えたからと単純に馬券を買わないように注意しましょうね!
ただし、地方競馬においてはパドックを最重要視することもまた戦略の一つと言われています。
JRAが未勝利・1勝クラス・2勝クラス・3勝クラス・オープンと5クラスで分けているのに対し、地方競馬はC3-2組等、より細分化されています。
つまり同じような能力の馬が集まったレースなので、直前の状態が重要な要素となるわけですね。
パドックは何度も何度も見ていると、自分なりに何かが見えてくると思うのでぜひ見てみて下さい。
パドックの見方でポイントついてのまとめ
この記事は、パドックの見方でポイントについてを解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると次のようになります。
イクイノックスのようにやる気が前面に出ていて分かりやすい馬ならいいのですが、そうではないのに好走する馬がいます。
まるで我関せずのように首を左右に揺らしながら、パドックをゆったりと歩いている馬です。
馬も人と同じように個性があるので、一見おとなしそうでも強い奴がいるのですね。
長い競馬の歴史の中で、パドックの見方の決定版というものはありません。
それ位難しいので、「この馬なんかいいなあ」位の感覚が大事なのかもしれませんね。
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