この記事は、壁穴開いてますの第16話のネタバレ解説についてまとめました。
第15話の内容についても振り返りつつ、第16話のネタバレを解説していきたいと思います。
第15話のおさらい
主人公と壁穴を堪能する紫江先生だが、実際は妄想で楽しむ形に。
一切いじられなかった主人公は、紫江先生の闇を目の当たりにして、客の選定をしようか迷う程恐怖を感じる事に。
満足して家路に着く紫江先生は、道中で村長に声を掛けられる。
帰宅を急いでいるので早々に話を切り上げる一方、商店に興味を持つ村長だったが・・
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第16話ネタバレ
田舎商店は、毎週土曜日が定休日となる。
初週は忙しくて気が付かなかった主人公だったが、村に来て2回目となる店休日の為、家でゴロゴロする。
主(でも、どうしておじいちゃんは土曜を休みにしたんだろう・・週末が一番お客さんも多いはずなのに)
商売に携わってきた主人公は、繫盛する週末に店を閉めることに疑問を抱く。
その後、近所には遊ぶところはなく、友達もいないので家でだらけていることに罪悪感が芽生えてきてしまう。
祖母は公民館へ行って、叔父と叔母は果樹園で働いていることに
主「あ~、これじゃ時間の無駄だ。村でも一周してくるか!」
思い立って家から出る事にする。
店を出て道なりに歩いていると、畑にかかしが立っていることに気が付き、興味が出たので近くで見ようとする。
すると、かかしの股間に当たる場所に大きな太い棒が取り付けてあった為、思わず「こんなもんまでつけやがって、誰の趣味だよ!」と突っ込みを入れてしまう。
「トンッ」
主人公のお尻に何かが当たり振り向くと、そこには村長のお尻が。
村長「ん?」
主「あ・・すいません。人がいると思わなくて・・」
村長「あっ、貴方。商店の方ですよね?」
主「え?俺の事分かるんですか?」
驚く主人公だったが、満陰村は男の人なんて数えるくらいしかいないので、すぐに分かったと説明する村長。
挨拶に行こうとしてはいたが、忙しくてなかなか顔を出せなかったことを謝罪し、対面出来たことを喜びながら主人公の両手を掴む村長。
手を掴まれブンブン振られる主人公だったが、農作業の影響か握力が強い村長に戸惑ってしまう。
村長「ふ~ん。いいお尻してますね」
そう言いながら主人公のお尻を強く叩く村長。
予想外の事をされ驚きつつ(な・・なんだコイツ!?)と思ってしまった主人公。
村長「フミさんから聞いていましたが、本当に爽やかな好青年だこと~」
主「ハハ・・・それはどうも。うちのおばあちゃんとは親しいんですか?」
そう聞かれると村長は自己紹介を始める。
村長「初めまして。私はここで村長をやってる本剛佐紀です。生まれも育ちも満陰村なので、フミさんとは小さい頃から知ってるんですよ」
そこで初めて相手がこの村の村長さんであった事に気が付く主人公は、挨拶が遅れたことを謝りつつ自己紹介をする。
以前家に行ったら妹しかいなかった事など話をした後に、村長からここで何をしていたのかを聞かれる。
店が休みで村を一周している最中だと伝えると、村長は自分が案内をすると言い出し仕事中のようなので断ろうとしたが、強引に手を引かれ案内を強制的に受ける形に。
(何でこの村には変な女の人しかいないんだろ?・・)
村を歩きながら見えてくるお店の名前や何のお店なのかを紹介しながら回る村長と主人公。
想像よりも多く店があることに驚く主人公だが、昔は人が多く住んでいてそれなりに発展していた歴史を語る村長。
果樹園の話になり、主人公の叔父が経営していることを伝えると、流れで主人公の父親の話になり祖母から主人公の父親についての自慢話をよく聞かされていたという村長。
饒舌な村長の話を聞いていた主人公は、村長のなまりが気になり指摘をする。
村長「もうご存じかと思いますが、この村は昔、他の地域から男の人を連れてきてたんです。」
主「あ、はい。女の子ばかり生まれるからと・・・」
村長「そうなんです。全国各地から来たせいで・・方言も多種多様になってしまって・・私たちの世代はまだネットで標準語を触れる機会が多いので、そこまでなまってはいないんですけど・・・」
主「へぇ~、それは面白いですね」
言語に纏わる話を聞かされると、いきなり見せたいものがあると村長に言われついていくことに。
連れていかれた場所は、トーテムポールみたいな彫刻が無数に立っている怪しい場所だった。
村長「この満陰村は、昔から陰気で満ち溢れていたので、それを鎮める為に村のあちこちに男根像をたてたんですよ~」
「見た目がアレ何で、外から来た人が気まずくならないようにここに集めたんです」
総村長が言うと主人公も同意をする。
近くにカフェもあるんで行きませんか?と誘われるも、他の場所を見ようと断る主人公。
男根像やかかしの件で、それなりに引いてしまった主人公は、この村の特徴は理解しつつも目の当たりにすることで気が引けてしまった。
村長から配慮が足りなかったことを謝罪され、最後にある場所に寄ってから帰ろうと言われる。
奥に進むと木製の二分割された板に中央が半月に穴が開いたものが置かれていた。
主人公はこれは何かと聞くと村長からは昔使っていた壁穴だと言われる。
昔は壁穴というものが無く、男女向かい合わせで陰気を鎮める為行為を行っていたが気まずい事も多かったとのこと。
そこで目隠しや暗闇の中手探りで行うなど試行錯誤を繰り返した結果、出来たのが壁穴という歴史が伝えられた。
怪しい器具なので拷問する為かと思った主人公はそのことを伝えると、村長は壁穴の使い方をレクチャーする。
村長「まず、板を持ち上げこうやって女の人が入り、この鍵を閉めたら壁穴の儀式が始まるんです!まさしく陰気を鎮める為にひねり出した先人の知恵ですね」
笑顔で壁穴について説明をする村長だったが、出ようとすると抜けなくなってしまい主人公へ助けを求める。
村長「あの・・剛輝さん・・?聞いてます?」
「パァン」
村長「ひいっ!?」
顔を赤くして驚く村長は何が起こったのか理解できず、ビクビクしてしまう。
その後、主人公が取った行動とは?
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