この記事は、壁穴開いてますの第5話のネタバレ解説についてまとめました。
前の4話の振り返りも合わせて解説をしていきますので、早速見ていきましょう。
第4話の振り返り
商店を引き継ぐことを再度決意をした主人公。
成瀬洋子とお店で再び対面すると、壁穴の件を思い出しぎこちない対応をしてしまう。
店の倉庫が散らかっていることを気にした主人公は、夜遅くまで整理をすることに。
そこへ仕事帰りの鈴木春奈が店に来たが、普段いない男がいることに戸惑い店から走りだし逃げてしまう。
帰宅後商店の噂について思い出そうとするが・・
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第5話のネタバレまとめ
以前に事業をやっていた経験が活きて仕事の内容はすぐに把握した主人公。
しかし、壁穴については多少の抵抗がまだある模様。
商売に集中したいことが叶わない複雑な心境の中、客層について分析を始める。
主な客層は村のおばあさんたちで、ほとんどが主人公の祖母目当てで店に来る人達ばかりだ。
次に多いのは近所に住む小学生で、下校中によく駄菓子を買いにくる。
小学生向けに10円ゲームやガチャガチャの導入を検討するなど、商売について真剣に考えこむ主人公。
しかし、壁穴の事をすっかり忘れていたので(小学生ってそもそもここに来ちゃいけないんじゃね?)など疑問に思う事も。
時々、店に貼り紙している「壁穴開いてます」の張り紙を見るおばさんは、顔を赤くして挨拶して店には入らず立ち去ることも。
自分が30歳なので壁穴ルールの年齢について、45歳辺りまで対応しないといけないのかな?など考えこむ。
すると祖父はこの壁穴の仕事で家族を養っていたことを思い出し、(この壁穴ってそんなに儲かんの?)と疑問を持つ主人公。
すると電柱から店の中をジロジロ見る女性の視線に気が付く。
昨日、店から走り出して逃げた鈴木春奈が電柱越しに主人公をジロジロ見るが、その視線に警戒する主人公。
鈴木春奈(23)は村の近くの会社に勤めており、村での生活を窮屈に感じていた。
通勤に片道30分かかる上、遊ぶ所もない為毎日家と会社をただただ往復するだけの日々。
職場は同年代の若い人は居らず、おじさんとおばさんのみという現実に絶望中。
そんな中、若い男となる主人公が目の前にいる事を意識してしまう鈴木春奈。
電柱に隠れてこちらを見ている事が気になりしびれを切らした主人公は、「あの・・・こんにちわ~」と挨拶をしてみるも(ビクッ)と反応した鈴木春奈は走って逃げてしまう。
しかし隣の電柱にすぐさま身を隠し、再び主人公に視線を向ける。
(逃げるのか逃げないのかどっちなんだ・・)と困惑する主人公。
(どうしよう・・村で男の人見るの初めてだから・・どうしていいか分かんない!)
(果樹園のおじさんは前からいるけど、年が離れすぎているから何とも思った事は無かったけど・・)
(でもこの人は若いしまぁまぁのイケメンで・・・その上、体つきまで最高・・キャー!もうどうしよう~・・)
(さっき洋子さんにあんなことさえ聞かなければ・・・)
ドキドキと葛藤が止まらない鈴木春奈。
・・・その少し前の出来事で、仕事を終え帰宅中の成瀬洋子を見つけた鈴木春奈は声を掛ける。
春奈:「洋子さん!」
洋子:「おお~春奈じゃん!久しぶり~」
春奈:「んも~何言ってんの?先週も会ったじゃん~」
洋子:「あ、そうだっけ?でも仕事終わりに会うのは初めてじゃない?」
春奈:「うーんまあね~」
世間話を済ませるとお酒を買いに商店へ行くという成瀬洋子に、鈴木春奈はお店に若い男がいたと教える。
顔を赤くしながらシラを切る成瀬洋子は、(この子堂々と何言っちゃってんの?)と恥ずかしくなってしまう。
春奈:「洋子さんが行くなら私も行こうかな?」
というと
洋子:「えっ?もしかして壁穴ヤりにいくの?」
と聞く成瀬洋子。
しかし、鈴木春奈は「壁穴?」と不思議そうな表情で聞き返す。
その表情から成瀬洋子は、(この子壁穴のこと知らないんだ・・・)と悟り「さ・・さぁ~そんなこと言ったっけ?」と誤魔化す。
「あっ早く和花菜のご飯作んなきゃ~。じゃあ先に行くね~、また今度!」と言い急いでその場から逃げるように走り出す。
(壁穴をヤりにいく?どういうこと?何か思い出しそうな気もするけど・・)
中々求める記憶にたどり着けない鈴木春奈は、(とりあえず店に行けば何か分かるかも?)と店を目指すことにする。
・・・その経緯から店を訪れた鈴木春奈だったが、いざ主人公を目の前にすると恥ずかしくて聞きたいことが聞けない状況に。
「おや?ハルちゃんかい?こんなところで何しとる?」
後ろから声を掛ける主人公の祖母に挨拶をする鈴木春奈。
どうして隠れているのか聞かれると、なんでもないと答えるが祖母は全てお見通しなのか「うちの孫を見に来たのかね?」と核心をつかれてしまう。
「孫?あの人おばあさんのお孫さんなんですか?」
そう聞くと祖母は察したようで「こんなとこにいないでついてこんね」と鈴木春奈の手を引き店へ。
店の入り口でドア越しに主人公へ恥ずかしそうに挨拶をする鈴木春奈。
「いらっしゃいませー!昨日来ていた方ですよね?」
主人公がそう聞くとしどろもどろになりつつも、昨日の自分の対応を反省して謝る鈴木春奈。
そのやり取りをしている中、店に何しに来たのかを忘れかけてしまったのを何とか思い出し
「あ・あの・・か・・壁穴ヤり・・」
(いやいや・・「壁穴ヤリに来ました」なんで言えないよぉ!)
と躊躇する鈴木春奈。
「はい!壁穴ですね?少々お待ちください」
少し照れながら答える主人公。
「そうかそうか。ハルちゃんも壁穴ヤりに来たのかい。恥ずかしがることはない!自然な事なんじゃから」
(ん?どういう事?)
疑問を持ちつつ店の奥へ案内をされる鈴木春奈。
カーテンで仕切られた怪しい部屋へ案内され部屋へ入ると、店の奥に不思議な部屋があったことに驚き、(何のためにこんな部屋が?)と疑問を持つ。
壁に丸い穴が開いていることに気が付くと、(この穴はいったい何のために?)と思い見つめていると反対側からごそごそ物音が。
「ズンッ」
唐突に穴から出てきたモノに一瞬フリーズした後「ぎゃああ!」と大声を上げてしまう鈴木春奈。
(こ・・これって何なの?)
驚きと同時に目の前で起こっている事実に思考が追い付かない状況の鈴木春奈は果たして・・
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